出産祝い金制度とは?妊婦健診や保育園の補助も?自治体ごとに徹底比較

待望の赤ちゃんが産まれてほっとするのもつかの間。これから大きくなるにしたがってどんどんお金がかかります。そんな時頼りになるのが自治体などによる出産の祝い金です。知らないと大きく損しちゃいます。そこでお得な出産の祝い金や補助について徹底比較してみました。

Contents
目次
  1. そもそも出産祝い金制度ってどんなもの?
  2. 出産祝い金の相場
  3. 妊婦健診は無料で受けられる?
  4. 保育園の補助もある?
  5. 出産祝い金が多い自治体ランキング
  6. 独自の支援システムがある自治体
  7. 子どもが産まれたら出産祝い金を受け取ろう!

そもそも出産祝い金制度ってどんなもの?

出産祝い金制度とは、自治体が少子化対策のサポートや子育て支援を目的として出産祝い金を助成する制度です。すべての自治体で助成されているわけではないのが残念ですが、住んでいる地域によってはもらえますので知っていると得をします。

出産の助成だけでなく、不妊治療助成がある自治体も多くあります(※1)。また現金だけでなく、いろいろなサービスを受けられる助成制度を用意している自治体も多くあるのでご紹介します。

出産祝い金はだれでももらえる?

住んでいる自治体によって規定があります。その規定にそって出産をした人が受け取ることができます。申請する地域に住んでいて出生児の養育者である、住民票があることはもちろん、出産したあと何年か居住し育児することなどの制約がある場合もあり、自治体によって違います。

里帰り出産で居住地以外の医療機関で受診した場合などは各自治体で異なるので、事前に確認しておくと安心ですね。

出産祝い金は自治体によって違う?

出産祝い金助成の相場は自治体によってさまざまです。金額の幅は広く、高額な祝い金では北海道福島町や岡山県高梁市、宮崎県椎葉村では3人目で100万円の出産祝い金が支給される自治体があります。100万円って育児をする家庭にとってすごい金額ですよね。子育てする環境も整います。

出産何人目かによって助成される金額を変えている自治体も多くあります。1人目で5万円交付される自治体もあれば、1人目は祝い金がなくて、2人目、3人目からもらえることもあります。金額も2人目、3人目でから徐々に金額が10万円、20万円と増える自治体が多いく、各家庭にとって育児はなにかとお金がかかるので助かりますね。

出産祝い金の相場

こんなに可愛い出産祝いをもらうと嬉しくなりますよね。出産祝いは、親戚や友人から贈られることが多いでしょう。親族や家族からは現金でもらう出産祝い金。新米ママたちはどのくらいもらっているのでしょうか?家庭によってさまざまな相場ってどのくらいでしょう。

ママとの関係性で相場が変わります。家庭によって違いますが親からは(赤ちゃんのおじいちゃん、おばあちゃん)1万から10万が相場。兄弟、姉妹は1万から3万。祖父、祖母からは5,000円。親戚からの相場は5,000円から3万円。友人、同僚の場合、5,000円から1万円が相場といわれています。

親族などの関係性もありますが、年齢によっても相場は変わります。いずれにしても子育てをバックアップしてくれる気持ちがいちばん嬉しいですよね。

出産祝い金は会社からももらえる?

会社によってはお祝い金が助成されることも。会社勤めだったママなら本人の会社から出産祝い金が助成される場合もあります。妊娠がわかり、産休に入る前に確認しておきましょう。また、夫の会社からも出産祝い金が贈られる場合もあります。

労働組合に加入していれば会社とは別にもらえることもあるので、自分で調べるか総務の人や組合の人に聞いて申請をしましょう。子どもの出生届を提出するだけで助成される場合もありますが、確認しておいたほうが安心ですね。

金額は会社によって違い、上記の場合は会社から3人目の出産祝いとして50万円をもらっています。多くの会社は1万円から3万円が相場のようです。うっかり忘れていた、なんてことがないように旦那様に会社への申請をしてもらい、必ず家庭に持って帰ってもらいましょう。

(退職後の出産手当金と育児休業給付金については以下の記事も参考にしてみてください)

出産手当金は退職後にもらえる?手続き・計算・申請条件まとめ
出産手当金とは?申請時の添付書類は?申請期限はいつまで?
育児休業給付金の支給日は?遅い場合はどこに問い合わせすればいい?

妊婦健診は無料で受けられる?