妊婦がお風呂に入る際の注意点!妊娠初期の影響は?最適な温度・時間も!

【医師監修】妊婦さんはお風呂に入ってはいけないと聞いたことはありませんか?ここでは〈入浴時間〉〈温度〉〈洗い方〉など妊娠中にお風呂に入る際の注意点、また妊娠中の正しいお風呂の入り方や、入浴剤についても詳しく紹介します。妊婦さん必見です!

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Contents
目次
  1. 妊婦さんの入浴にはリスクがたくさん!
  2. 妊婦がお風呂に入る際の注意点!妊娠初期は危険?
  3. 妊娠中の妊婦さんに最適な温度・入浴時間
  4. 妊婦さんのお風呂の入り方のポイント!
  5. 妊娠中はお風呂に入浴剤を入れてもいい?
  6. 妊娠中にお風呂に入る際の注意点を理解しよう!

妊婦さんが避けるべき入浴剤<アロマ系の入浴剤>

良い香りがして、リラックス効果も期待ができるアロマ系の入浴剤ですが、妊婦さんが使用するのは避けた方が良いでしょう。ローズマリー、ペパーミント、カモミール、ジャスミン、ラベンダー、スペアミントは、子宮収縮作用があり早産につながる可能性があります。お腹の胎児を守るためにも、避けるようにしましょう。

妊婦さんが避けるべき入浴剤<とろみ系の入浴剤>

お肌にまとわりつくようなぬめりのある入浴剤は、妊娠中は避けましょう。コラーゲンなどが含まれており、保湿するには最適ですが、ぬめりのせいで転倒するリスクが高くなってしまうので妊娠中には不向きです。

妊婦さんが避けるべき入浴剤<発汗系入浴剤>

妊婦さんは、ただでさえ汗をかきやすい状態です。発汗系入浴剤を使ってしまうと、必要以上に汗をかいて脱水症状を起こしてしまう危険性があります。急激に汗をかいて体内の水分バランスが崩れてしまうことで、胎児に影響が出てしまう可能性もあるので、発汗を促す入浴剤の使用は避けるようにしましょう。

妊婦さんが避けるべき入浴剤<清涼系入浴剤>

暑い時に、肌をひんやりとさせてくれる清涼系の入浴剤も妊婦さんには不向きです。妊娠中に体を冷やすことは避けましょう。また、このタイプの入浴剤は敏感になっている妊婦さんの肌には刺激が強いものが多くあります。肌トラブルの原因にもなるので、なるべく使用は避けるようにしましょう。

リエ先生

産婦人科医

入浴はリラックス効果もあります。好きな入浴剤を使用して構いません。体を温めることで安産にもつながります。ぬめりのある入浴剤は転倒の原因になります。また、発汗作用のあるタイプは脱水を起こしやすくなるため避けましょう。

妊娠中にお風呂に入る際の注意点を理解しよう!

お風呂は、心身ともにリフレッシュさせてくれる大切な時間です。妊婦さんにとってもそれは同じですよね。様々な妊娠中のマイナートラブルを予防するために、お風呂はとても効果があります。

妊婦だからとお風呂を避けるのではなく、お風呂の最適な温度や時間・洗い方など注意点を十分に理解した上で、安全にお風呂に入るようにしましょう。