新生児の母乳量の目安は？授乳間隔・時間・回数は？飲まない時の対処法も！

新生児の子育ては、何かと不安がたくさんありますよね。中でも、母乳の量を気にするママは多いのではないでしょうか。

新生児とは、生後約1ヶ月までの赤ちゃんのことを指します。生後1ヶ月は赤ちゃんの成長もとても早く、胃の容量も日に日に大きくなります。ですから、1回の授乳で飲む量は、およそ20mlから120mlと幅広くなるのです。1日ごとに授乳量の目安が変わっていくので、慣れないうちは特に不安も大きいですよね。

授乳1回での飲み過ぎは、吐き戻しや鼻詰まりの原因になる可能性があります。新生児の1日の母乳量や1回の母乳量、回数や時間について紹介していきます。また、赤ちゃんがあまり母乳を飲まないときの対処法や体験談も紹介するので、参考にしてみてください。

（母乳育児については以下の記事も参考にしてみてください）

育児は個人差が大きいのですが、何事も目安を知っておくと安心ですよね。そんな時には新生児母乳量計算をしてみましょう。1回の授乳量の目安を知ることができます。また、1回の授乳量の目安を知ることで、1日の授乳量の参考にもなりますよ。

新生児が1日に飲む母乳量や、1日に飲む母乳量の目安として、新生児母乳計算というものがあります。数式に当てはめて、おおよその授乳量を知っておきましょう。

新生児母乳量計算の式は、生後1週間までとその後で異なります。生後1週間までの赤ちゃんの1回の授乳量は「(10～15)×(生後日数-1)ml」で計算しましょう（※1）。生後1日目の赤ちゃんの1回の授乳量は20mlで、生後1週間までは毎日10mlずつ増えていきます。これは1日に8～10回授乳する場合の目安量です。

しかし、赤ちゃんの成長は早いので生後2週間目からは、この式に当てはまりません。生後2週間の1日の授乳量は500ml、生後1ヶ月の赤ちゃんは1日の授乳量が650mlになるように計算しましょう。1日に何度授乳するかによって、1回の目安量は異なります。

新生児は1日ごとに飲める量も変わってきますし、個人差が大きいです。赤ちゃんの様子を見ながら授乳回数を増やしたり、量を変えることも大切です。

それでも、慣れない中手探りで授乳するのはママの負担になりますよね。そんな時には計算式を使って目安の量を出してみましょう。ただし、目安の量に捉われすぎて思い悩むのはかえってよくありませんので、注意しましょう。

（新生児の授乳量については以下の記事も参考にしてみてください）

赤ちゃんが飲んでいる母乳の量は見た目にはわかりません。赤ちゃんにとって大切な栄養ですから、飲めているのかどうか気になりますよね。母乳量を確認するためには、飲む前と後で赤ちゃんの体重を測り、その差を計算するとわかりやすいですよ。

母乳を飲む直前と飲む直後に体重を測れば、赤ちゃんが飲んだ量が体重の変化として現れます。毎回神経質に計測する必要はありませんが、心配な時には定期的に測ると安心ですよ。