お宮参りに使うのし袋の書き方!表書き・中袋とは?初穂料のマナーも徹底解説!

日本には風習がたくさんあり、費用がかかるものもあります。この記事では、お宮参りの初穂料で使うのし袋の書き方《表書き》《中袋》に分けて解説します。また、お宮参りに使うのし袋の種類や、お札・お金の入れ方・包み方など初穂料に関するマナーもわかりやすくご紹介しますよ。

Contents
目次
  1. お宮参りの初穂料とは?
  2. お宮参りの初穂料で使うのし袋の書き方
  3. お宮参りの初穂料で使うのし袋の種類は?
  4. お宮参りの初穂料で使うのし袋へのお札・お金の入れ方・包み方は?
  5. お宮参りの初穂料で使うのし袋のマナーを知っておこう!

お宮参りの初穂料とは?

お宮参りは、赤ちゃんが生後1ヶ月のときに健やかな成長を願って神社に参拝する日本の伝統的な風習です。男児は生後30~32日、女児は生後31~33日に行うのが一般的ですが、地域によっては50~100日に行うところもあります。

「初穂料」とは、お宮参りや七五三など神社で執り行うすべての祭事の際に、祈祷料として神社に支払う謝礼のことです。「初穂(はつほ)」とは、神様に捧げるその年最初の農作物を意味します。しかし、農作物やお供えものを用意するのは難しいですよね。そこで、神様にお供えするものの代わりに神様へのお礼として、お金を払うということになります。(※1)

お宮参りの初穂料で使うのし袋の書き方

祝儀などの行事ごとでお金を扱う際はのし袋や封筒が不可欠です。お宮参りの初穂料で使うのし袋はどのように書けばいいのでしょうか。水引ののし袋を使うのが一般的ですが、ない場合は白い封筒でも構いません。また、文字書きは、筆ペンで書くようにしましょう。

書き方については、結婚式のご祝儀や葬式の香典などあらゆる冠婚葬祭の場面で必要となるので、使い方も踏まえて覚えておくことをおすすめします。

お宮参りののし袋・表書きの書き方

初穂料ののし袋は、水引きののし袋を使用し、表書きとして上の段には「初穂料」や「御初穂料」と書きます。もしくは「御神饌料」や「御玉串料」と書いても構えません。(※1)下の段には、赤ちゃんの名前を書きます。難しい漢字の場合はふりがなを振ってもいいでしょう。

地域によっては、下段にパパの名前を書き、その左側に「長男 〇〇」などと子供の名前を添えることもあります。

お宮参りののし袋・中袋の書き方

中袋はのし袋に入っていてお金を直接入れる白い封筒です。中袋の表には金額を書き入れます。このとき、数字の書き方は大字という昔の文字を使用します。

例えば、5千円ならば「金 伍阡円」、2万円ならば「金 弐萬円」といった具合です。4と6~9、100の書き方は普通の漢数字なのですが、そのほかの数字の書き方は「1=壱」「2=弐」「3=参」「5=伍」「10=拾」「1,000=阡」「10,000=萬」と書くので間違えないように注意しましょう。

裏面には、縦書きで住所と赤ちゃんのフルネームを書きます。のし袋によってはちゃんと記入欄がある商品も市販されています。

(お宮参りの流れについては以下の記事も参考にしてみてください)

お宮参りの流れは?事前準備の内容や、当日のスケジュール例も紹介!

お宮参りの初穂料で使うのし袋の種類は?

お宮参りは、子供が生まれた数だけ何回あってもいいお祝い事です。したがって、お宮参りの初穂料に使うのし袋は、何度でも結びなおせることから紅白の蝶々結びになっている「水引」ののし袋を使用しましょう。

のし袋に水引が付いているものや、水引がプリントされているものもあります。中には「初穂料」という文字も印字されている便利なものもありますよ。

なるべく水引ののし袋を使用したほうがいいですが、ない場合は白い封筒に、のし袋のときと同じような方法で文字書きして使うという方法もあります。

(お宮参りの赤ちゃんの服装については以下の記事も参考にしてみてください)

お宮参りの赤ちゃんの服装は?祝い着は絶対必要?夏・冬の注意点や着せ方も紹介

お宮参りの初穂料で使うのし袋へのお札・お金の入れ方・包み方は?

お宮参りの際に必要な初穂料を準備しましょう。のし袋にお札の入れるときの正しい方法を解説します。のし袋のお札を入れる方法は、お宮参りだけでなく、ご祝儀袋や香典など、あらゆる場面で必要な知識なので、毎回調べることにならないようにしっかりと頭に入れておきましょう。