蒙古斑とは?おしりの青いあざ?消えない原因や治療の必要性も!大人まで残る可能性は?
蒙古斑とは?日本人に出やすい?という疑問や、蒙古斑ができる原因や無い場合などについてくわしく紹介します。また、背中・肩・足にできる異所性蒙古斑や、消えない場合の原因や治療の必要性などについても紹介します。蒙古斑とはと疑問を持っている人は参考にしてみてください。
蒙古斑とは?おしりの青いあざ?
蒙古斑(もうこはん)は、赤ちゃんのおしりや背中、肩、腰などにできている青あざです(※1)。蒙古斑はどんな色をしているのか、いつからできるのかなどを以下から紹介します。
蒙古斑の色は?
多くの蒙古斑は青あざのような色をしています。
蒙古斑はいつからできるの?
大体の蒙古斑は、生後すぐに現れることもありますが、生後1~2週間後に現れるケースもあります。2歳前後で一度濃くなりますが、10歳頃までには消失するのが一般的です。ただ、中には成人しても蒙古斑が残ってしまう人もいます。
(赤ちゃんの生まれつきのあざが心配な人は以下の記事も参考にしてみてください)
蒙古斑ができる原因は?
蒙古斑は新生児の時点で確認されることが多いです。しかし、蒙古斑はなぜできるのでしょうか? 以下から原因を詳しく紹介します。
蒙古斑の原因は?
蒙古斑ができる原因は、メラノサイトという色素細胞が皮膚の奥(真皮)に残り、停滞することだと考えられています(※5)。メラニン色素と聞くと、日焼けやシミなど、茶色い色を連想する人が多いでしょう。メラニン色素は皮膚の表面(表皮)にあると茶色く見えますが、真皮にあると青く見えるのです。
メラニン色素は真皮にあると増殖し、大きな青あざのようになります。メラニン色素の増殖の量には個人差がありますが、メラノサイトが多いほど、はっきりとした蒙古斑が現れます。
しかし、なぜ小さい子供の色素細胞が増殖し停滞した状態になるのか、おしり以外の場所にも蒙古斑ができるのか、という根本的な原因はわかっていません。
(ウンナ母斑については以下の記事も参考にしてみてください)
蒙古斑は日本人に出やすい?無い場合は異常?
ヨーロッパでは、赤ちゃんに蒙古斑が見られません。蒙古斑が日本人特有のものだと思っている人もいるでしょう。日本人なのに蒙古斑がない子供を見て、異常だと感じてしまう人もいます。蒙古斑がないことは異常なのでしょうか? 以下から詳しく紹介します。
蒙古斑はアジア圏に多く見られる
蒙古斑は日本人特有の現象ではありません。しかし、メラニン色素バランスの関係で、アジア系の民族に多いといわれていますよ。
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