【医師監修】妊娠13週の妊婦・胎児の状態は?症状と注意点!流産の確率は?体験談も!
妊娠13週はひとつの大きな壁を越えた時期になります。しかし、まだまだ不安定な時期で、つわりが続き体調を崩している妊婦さんも多くいます。今回はそんな妊娠13週の妊婦さんと胎児の状態を見ていきましょう。症状や注意点を体験談と一緒にご紹介します。
妊娠13週の妊婦さんの状態は?
妊娠4ヶ月、妊娠13週を迎えた妊婦さんは、つわりが落ち着いてきた方も出てくる頃です。お腹も少しずつ膨らみがわかるようになり、妊娠していることの喜びも感じられるようになってくるでしょう。
子宮の大きさはグレープフルーツほど
妊娠していなかった時の子宮の大きさは、鶏の卵ほどの大きさでしたが、妊娠13週になると子宮の大きさはグレープフルーツほどまで大きくなります。大きくなった子宮に膀胱が圧迫されて、トイレが近くなった妊婦さんもおられるかもしれません。外出時はトイレの場所をこまめにチェックしておくと安心ですね。
妊娠13週になるとお腹の膨らみがわかるように
着ている衣服にもよりますが、子宮が大きくなるにつれて妊娠13週ごろから見た目でもお腹の膨らみがわかってくるようになります。今まで履いていたボトムスがきつく感じ始めたり、スカートのチャックが閉まらなくなったりすることもあります。きつい洋服を着ていると、お腹が痛くなってしまうこともありますので、身体の変化に応じてマタニティ服を準備するのもおすすめです。
妊娠線ケアを始めよう
お腹が大きくなり始める妊娠13週目から妊娠線のケアを始めるとよいでしょう。妊娠中期や後期に入るとお腹に赤っぽい線ができてしまうことがあります。この妊娠線は、子宮の成長によって皮膚が伸びきれずに小さく裂けてしまって起こります。
妊娠線は、皮膚が乾燥していることで妊娠線ができやすくなると言われており、妊娠線の予防には保湿が大切です。妊娠13週の初期の段階から、皮膚をしっかりと保湿し、伸びやすくしておくことが妊娠線の予防に繋がります。
カズヤ先生
産婦人科医
妊娠線防止用のオイルでケアをするのがお勧めです。
妊娠13週前後の注意点について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。
妊娠12週の壁を越えて一安心
妊娠12週未満は流産の確率が全体の8割を占めているため(※1)、この流産の確率の高い時期の終わりという意味を含めて「妊娠12週の壁」と言われています。妊娠13週目は、妊娠12週の壁を越えてさらに1週経過し、流産の確率が下がったことでひと安心できる時期と言えるでしょう。
流産について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。
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