妊娠中の基礎体温!妊娠初期を過ぎれば下がる?流産兆候もわかる?
【医師監修】妊娠初期に体温が高いまま維持していることで妊娠に気づいた方も多いことでしょう。妊娠中の基礎体温が下がるタイミングや、妊娠初期に基礎体温が下がる時には何を意味するのかを体験談とともにご紹介します。妊娠中も体験談を参考にして、基礎体温に注目してみましょう。
妊娠中はホルモンの影響でしばらく高温期が続き、それに伴いだるさや眠気などの症状も出ます。高温期がいつまで続くか気になる方もいるでしょう。高温期がいつまで継続するのかご紹介します。
妊娠初期は高温期を維持
妊娠超初期から始まり妊娠初期(妊娠2ヶ月~妊娠4ヶ月)のうちは、体温は高い状態が続きます。身体の中では赤ちゃんが日々成長し、卵巣から分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)がその成長をサポートするからです。
妊娠初期、基礎体温の高温期が続くのは順調な証拠
子宮の中で赤ちゃんが成長を続けているからこそ、ママの身体からはホルモンが分泌されているのです。妊娠初期に高温期が続くということは、赤ちゃんが十分に栄養をもらいながら成長していて妊娠経過が順調であるというしるしにもなります。
妊娠初期を過ぎれば体温は下がるの?
妊娠初期を過ぎて安定期に入ると、ようやく体調も安定する頃です。同時に体温も低下します。体温が下がる理由を見ていきましょう。
妊娠中期に入り、胎盤が完成すると基礎体温は下がる
体温が下がる理由としては、胎盤が完成して働き始めたからということが挙げられます。胎盤が完成するのはだいたい妊娠12週~15週と言われており、そのころから徐々に体温は低下していくでしょう。個人差があるので、安定期に入ったから体温が下がるというわけではありません。早めに下がる方もいれば、なかなか体温が低下しない方もいるでしょう。
胎盤が妊娠中の負担を軽減してくれる
つわり終わる時期になると、気分もスッキリするのか、基礎体温が下がる時期になると、普通のコンディションになるのかなー! #妊娠初期
— 《ま》✧《な》✧《さ》✧《ん》 (@sin7151) January 23, 2013
今まで卵巣からホルモンが分泌されていましたが、妊娠中期以降その役割を担うのが胎盤です。そのため体温も下がると考えられています。また同時につわりの症状も落ち着いてくるでしょう。胎盤が完成することによって、今までママの負担になっていた身体の不調などの症状は、胎盤が肩代わりしてくれるようになるのです。
妊娠中の基礎体温の平均は?
妊娠初期の高温期には、基礎体温の平均は36.7~37.0℃と言われています。妊娠中期以降になると基礎体温の平均は低温期に移行し、36.3~36.6℃になるでしょう。これはあくまでも目安なので、妊娠初期にこの体温よりも低すぎてもご自身の高温期であれば問題ありません。不安であれば一度担当医に相談してみてください。
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