生理前の腹痛の原因と解消法!PMSや妊娠かも?見分け方は?体験談も
【医師監修】生理前に腹痛や下腹部痛と言った生理痛のような痛みが起こるという人はいませんか?その原因をきちんと考えたり病院に相談に行かれてみたことありますか?生理前になぜ生理痛のような腹痛や下腹部痛が起こるのか、原因や解消法を説明します。
生理前の生理痛のような腹痛や下腹部痛はいつから起こる?
生理前にお腹が痛いと感じる人は少なくないでしょう。しかし、症状がいつから現れるのか、何日前から始まるかは人それぞれです。早ければ排卵日の頃から、大体は生理が始まる1週間前くらいから現れます。症状の程度も、軽かったり、激痛であったりと様々で、多くの人がその痛みに悩まされています。
生理前に生理痛のような腹痛や下腹部痛が起こる原因は?
なぜ生理前なのに生理痛のような腹痛や下腹部痛が起こるのでしょうか。その原因となるものを紹介します。
生理前に生理痛のような腹痛や下腹部痛が起こる原因【排卵痛】
生理前にお腹が痛いのは、排卵痛が原因の場合があります。排卵期(排卵日の前後3日くらい)に下腹部痛がある場合は排卵痛の可能性が高いです。排卵痛が起こるのは、排卵で起こる卵巣からの出血や卵巣の腫れ、女性ホルモンの影響があると言われています。排卵痛であっても、毎回薬が必要なほどの激痛であったり、痛みが3日以上続く場合は注意が必要です。(※1)
増田 陽子
内科医
卵巣の大まかな位置は、両脇の腰骨の出っ張りとおヘソを結んだ線状にあります。ですのでその部分に痛みが生じると排卵痛かもしれません。
(排卵痛については以下の記事も参考にしてみてください)
生理前に生理痛のような腹痛や下腹部痛が起こる原因【子宮の収縮】
生理前に生理痛のような腹痛や下腹部痛が起こりお腹が痛いのは、子宮の収縮が原因のひとつです。子宮は、生理の直前になると少しずつ収縮し始めます。この時にホルモンバランスが乱れていると、分泌されるプロスタグランジンという物質の量が通常の時よりも多くなり、子宮の収縮が過剰になることで痛みが出ます。
生理前に生理痛のような腹痛や下腹部痛が起こる原因【子宮筋腫】
生理前にお腹が痛いのは、子宮筋腫という病気であることもあります。子宮筋腫は、女性の4~5人に1人がなると言われている女性特有の病気です。子宮筋腫には、卵胞ホルモンという女性ホルモンの1つが関係しています。子宮筋腫があると「生理時の経血の量が多い」「生理痛が激痛」といった症状があり、生理前だけでなく生理中も要注意です。
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