ロタウイルスに予防接種は必要?受ける割合は?料金や、効果・副作についても!

ロタウイルスの予防接種は必要?という疑問をはじめ、ロタウイルスに感染した時の症状や、予防接種を受ける割合を紹介します。ロタウイルスの予防接種を受ける期間・スケジュールや、かかる料金に加えて、効果・副反応についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. ロタウイルスの予防接種は必要?感染した時の症状は?
  2. ロタウイルスの予防接種を受ける割合
  3. ロタウイルスの予防接種の期間・スケジュール
  4. ロタウイルスの予防接種の料金
  5. ロタウイルスの予防接種の効果
  6. ロタウイルスの予防接種後の注意点!副反応など
  7. ロタウイルスワクチンで病気を予防しよう

ロタウイルスの予防接種は必要?感染した時の症状は?

ロタウイルスは、赤ちゃんに感染しやすいウイルスの一種です。赤ちゃんは免疫力が弱く病気が重症化しやすいので、病気はできるだけ予防したいものです。また、感染したらなるべく早く病院に連れて行ってあげたいですね。以下からロタウイルスの予防接種が必要なのかや、感染した時の症状を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ロタウイルスとは?

ロタウイルスは、胃腸炎の原因になるウイルスです。2歳未満の赤ちゃんが感染すると重症化しやすい傾向があります。脱水症状になり入院するケースもあるので注意が必要です(※1)。

ロタウイルスは3~5月頃までが最も流行しやすいと言われています。感染力が強いので、保育園や幼稚園などで流行すると一気に広がることが多いです。(※1)

ロタウイルスの症状は?

ロタウイルスの症状は嘔吐・下痢・発熱です。嘔吐とともに発熱し、その後下痢の症状が出ます。嘔吐も発熱も2日程度でおさまりますが、症状が重い場合は複数回嘔吐したり、40度を超える熱が出たりすることもあります。

ロタウイルスの治療法は?

ロタウイルスに効く薬はありません。そのため、感染したときは嘔吐や下痢によって赤ちゃんが脱水症状を起こさないよう、経過を観察するしかありません(※1)。嘔吐や下痢の症状が重く、何も口にできない時は脱水症状を防ぐため入院の措置をとることもあります。

ロタウイルスの症状は2、3日でおさまりますが、小さな赤ちゃんが嘔吐や下痢で苦しむのはかわいそうですね。ロタウイルスには有効な薬がないので、予防が重要です。

ロタウイルスの予防接種を受けておけば、感染を予防したり重症化を防いだりできますよ。

予防接種は必要?

予防接種でロタウイルス対策をすることが推奨されています。予防接種をすれば、感染を防いだり重症化を防いだりできますよ。

ロタウイルスのワクチンには「ロタリックス」と「ロタテック」の2種類があります。ロタリックスは1種類のロタウイルスを弱毒化したワクチン、ロタテックは5種類のロタウイルスを弱毒化したワクチンですが、どちらも出る副反応は同じですが、接種する回数が違います。予防接種のスケジュールに合わせてどちらを接種するか考えると良いでしょう。

接種の回数については、以下で詳しく紹介します。

ロタウイルスの予防接種を受ける割合

ロタウイルスに感染すると嘔吐や下痢で苦しむ……とは言え、本当にロタウイルスのワクチンを接種する必要があるのか、どのくらい赤ちゃんが予防接種を受けているのか気になりますね。

ロタウイルスの予防接種を受ける人の割合は、約3割です。2020年10月1日までは、ロタウイルスの予防接種が任意接種となっています。ワクチン接種に費用がかかるため、ワクチンを接種できている赤ちゃんが比較的少ない状況です。

(赤ちゃんの予防接種については以下の記事も参考にしてみてください)

生後2ヶ月の予防接種!ワクチン接種が必要な理由は?スケジュールの計画方法も!

ロタウイルスの予防接種の期間・スケジュール

ロタウイルスのワクチンには「ロタリックス」と「ロタテック」の2種類があります。どちらも効果や副反応は同じです。ただ、ワクチンを接種する期間や回数が違います。以下から、それぞれのワクチンの接種期間や回数を見ていきましょう。

(予防接種後の過ごし方は以下の記事も参考にしてみてください)

予防接種後の赤ちゃんの過ごし方。当日のお風呂はOK?発熱・副反応が出た時の対処法も

ロタリックスの場合