高温期7日目から着床が始まる?症状は?過ごし方の注意点も
【医師監修】排卵から1週間が経ち、高温期の半分まできた高温期7日目。高温期7日目から着床が始まると言われていますが、具体的な症状を感じない限りは実感できないですよね。ここでは高温期7日目の着床の様子と、この時期に注意すべき過ごし方についてご紹介します。
高温期7日目はこんな時期!
通常、排卵後に受精した受精卵は卵管を通り抜け子宮へやってきます。途中何度も細胞分裂をし、子宮内に到着する頃には胚盤胞と言われる状態にまで変化しているのです。この胚盤胞になる時期は受精からおよそ5日後とされており、着床はその1~3日後ぐらいが目安となっています。そのため、高温期7日目は受精卵が着床しているかもしれない時期にあたります。
排卵日の予測ズレがあると
排卵日の予測にズレがあると「高温期7日目だと思っていても実は高温期5日目だった」なんて場合もあります。低温期から高温期への基礎体温の移行が緩やかだったり、排卵時期特有の一時的な体温の低下が見られない人は、基礎体温のみで排卵日を特定しようとしても予測がズレる可能性が高いです。
高温期のカウントを間違っていると、たとえ一日違うだけでも症状の差などが出てしまいます。とくに着床しているか曖昧なこの時期であれば、余計に症状に敏感で「高温期7日目なのに症状がない」など不安を感じてしまう場合もあります。正しい高温期カウントをするためにも排卵日はしっかり把握しておきたいですね。
リエ先生
産婦人科医
基礎体温表は前の生理から次の生理までの期間を1単位として、低温相と高温相を判断し、排卵や生理の日を予測します。測り方や室温によっても体温は上下するため、基礎体温表の1日1日を排卵日以外で必要以上に気にする必要はありません。
(排卵日を知るための方法については以下の記事も参考にしてみてください)
高温期7日目の体の様子
早い人だと高温期7日目で着床が始まっており、着床する際、人によっては体に変化を感じる場合があります。この変化を着床症状と言います。着床症状ではどのような変化を感じるのか気になりますよね。それぞれについて体験談も合わせて紹介します。
高温期7日目で感じられる着床症状を知りたい!
その人によって現れる症状はバラつきがあります。主な着床症状には以下です。
●下腹部痛
●出血
●胸のはり
●おりものの変化
●風邪を引いたような体の怠さ
●眠気
●吐き気や胸のつかえ
●頭痛
これらには個人差があります。いずれの症状も感じない人もいれば、複数の症状に当てはまる人もいます。また、複数回妊娠を経験していても、着床症状は妊娠の都度変わる人もいるのです。
先輩ママ
30代
高温期7日目のとき、熱っぽくて体がすごく怠かったんです。 まだ着床時期だけど早いだろうと想ってたんですが、その後も熱っぽさも怠さも取れず… 風邪かなぁっと思って、薬を飲もうと思ったんですが、もしかしてっと思って検査をしたら高温期11日目で陽性が出ました。
リエ先生
産婦人科医
高温期7日目前後で一般的には受精卵が着床します。しかし着床で私達が気づくような変化はありません。普段通りに過ごすことが1番です。
(着床症状については以下の記事も参考にしてみてください)
着床時には腰痛の症状もあるかも?腰痛を感じた人の体験談
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