【妊娠初期の中絶】手術の流れ・費用や注意点は?痛みは?実体験も!

何らかの理由で妊娠初期に中絶手術をしなければならないことがあります。辛いですが、決断したらできるだけ早期に手術する方が体へのダメージを抑えられるといわれています。妊娠初期の中絶手術の流れ、費用、注意点、手術に伴う痛みなどについて体験談を交えて説明します。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. 妊娠初期の中絶手術とは?
  2. 妊娠初期の中絶手術の方法
  3. 痛みや費用に違いはある?
  4. 妊娠初期の中絶手術の流れ
  5. 妊娠初期の中絶手術後の痛み
  6. 妊娠初期の中絶手術の費用
  7. 妊娠初期の中絶手術の注意点
  8. 妊娠初期の中絶手術の痛みは?
  9. 妊娠初期の中絶手術による心の痛み
  10. 妊娠初期の中絶手術についての体験談
  11. 痛みを伴う妊娠初期の中絶手術は正しい知識を持って判断を

妊娠初期の中絶手術を受けるかどうかで悩んでいる人には、ここで紹介する注意点も参考にしてください。知らずに決断して後悔することのないようにしたいですね。

同意書が必要?

母体保護法では、中絶手術を希望する際には、パートナーの同意書が必要とされています。また、同意書が必要でない例外として「配偶者がわからない場合」「すでに亡くなっている場合」などを挙げています。(※1)

パートナーが特定でき、健在であるけれどもサインがもらえないという場合もあるかもしれません。どうしても無理な場合は、親や兄弟姉妹でも大丈夫でしょう。妊娠中絶を望んでいるけれどサインがもらえないからと悩んで中絶を先延ばしにしてしまうよりは、比較的手術が単純な妊娠初期の時期に中絶を行うべきです。

痛みや母体へのリスク

妊娠初期の中絶手術では痛みとともに母体へリスクがあります。全身麻酔をすることによって、血圧が低下してしまったり、ひどい場合は呼吸停止になってしまうこともあります。

手術の際に、子宮内のものをきれいに取り除くことができず、出血が続いてしますこともあります。また子宮内に器具を入れることにより細菌に感染したり、子宮を傷つけたりしてしまうケースもあるのです。リスクをきちんと理解しておきましょう。

妊娠初期の中絶手術の痛みは?

妊娠初期の堕胎手術の痛みはどのようなものなのでしょうか。手術の段階に分けて痛みの様子をみていきましょう。

妊娠初期の中絶手術の痛みは?【妊娠初期の中絶手術前処置の痛み】

妊娠初期の中絶手術前処置の痛みでは、手術前に膣を洗浄する必要があります。この時はまだ麻酔をかけていないため、その際に痛みを感じる人がいるようです。麻酔薬を点滴するためにする注射の痛みもあります。

また、病院によっては麻酔をかける前にラミナリア桿を子宮口に挿入する処置を行うこともあるようです。ラミナリア桿は、水分を含むことにより子宮口を広げていきます。この際に痛みや違和感を感じることが多いようです。心配な場合は、この処置の前に麻酔をかけてもらうことができるか医師に相談してみましょう。

妊娠初期の中絶手術の痛みは?【妊娠初期の中絶手術中の痛み】

妊娠初期の中絶手術中の痛みは、麻酔が効いているので手術中の痛みは特にありません。体質によっては麻酔が効きにくいという人や、アレルギー反応が出やすい人もいますので、手術前にきちんと医師と確認しておきましょう。

妊娠初期の中絶手術の痛みは?【妊娠初期の中絶手術後の痛み】

妊娠初期の中絶手術後の痛みでは、処置が終わると子宮収縮剤を注射します。その際、子宮の収縮を促すため子宮がもとに戻ろうとする痛みがあるかもしれません。胃痛や生理痛のような痛みを感じる人もいるようです。また、出血も術後約1週間ほど続きます。

もし、手術後に尋常ではない腹痛や多量の出血があった場合は、感染症や合併症などのリスクがありますので、医師に診察してもらいましょう。

妊娠初期の中絶手術による心の痛み

堕胎手術を受けた女性は、身体的なリスクだけではなく、精神的なダメージを受ける人も多いようです。罪悪感を感じてしまったり、うつ状態や不眠症になってしまったりと、様々な症状がみられます。

妊娠初期の中絶手術による心の痛み【中絶後遺症候群による心の痛み】

中絶後遺症候群(PAS)による心の痛みとは、中絶手術を受けた女性が精神的に大きな痛みを負ってしまうことをいいます。この症状は人によって様々です。心の傷は中絶直後より時間の経過とともに増す傾向にあります(※2)。中絶手術を受けた女性の肉体的なリスクへの処置に加え、手術後の心のケアも大切になってくるのです。

妊娠初期の中絶手術による心の痛み【中絶後遺症候群による心の痛みの症状】