【医師監修】排卵とは?症状はある?生理や妊娠との関連性・仕組みは?(図解付き)

排卵とは何でしょうか?生理や妊娠との関連性はどのようになっているのでしょうか。。人によっては排卵時に少量の出血などの症状が現れ不安に思うことも。ここでは排卵がおこる時の体の仕組みや症状について、図解を交えて詳しく説明していきます。

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専門家監修
品川 寿弥
日本産科婦人科学会専門医。1990年、埼玉医科大学医学部卒。 聖路加国際病院・日本医科大学付属病院・横浜赤十字病院では産婦人科医として、都立墨東病院・・・・
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Contents
目次
  1. 排卵とは何?妊娠や生理との関連性は?
  2. 排卵時の体の仕組みについて
  3. 排卵が起こる時の症状
  4. 排卵期間はどのように分かる?
  5. 妊娠と排卵とは関係ある?
  6. 排卵周期を知って自分の体をより良く理解しよう

精子の生存期間は卵子よりも長いため、排卵が予測される日の一日か二日前に精子を体内へ送ると妊娠確率が高まるといわれています。

卵子が受精できる時間はとても短いです。よって、排卵が起こった時点で、精子がそこにもういるというのが一番良い状態といえるでしょう。普段、膣の中は酸性ですが、排卵日前後になるとおりものが変化します。このおりものの状態は精子の生存確率を高め、受精しやすくさせるといわれています。

(妊娠の確率や、確率を上げたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。)

一番妊娠しやすい日は?計算して排卵日を特定できる? | AKANBO[あかんぼ]
排卵検査薬の使い方!正しいタイミングで妊娠しやすい時期を見極めよう! | AKANBO[あかんぼ]
子作りのコツ!正しい方法を知って妊娠率を上げよう! | AKANBO[あかんぼ]

排卵周期を知って自分の体をより良く理解しよう

妊娠を希望する方はもちろん、そうでない方も、排卵周期を知るのは大切なこと。今回、排卵時の症状をいくつか紹介しましたが、まずは、基礎体温の変化を観察することから始めてみましょう。そのためには、毎日きちんと基礎体温を記録することが大切です。基礎体温の記録に便利な携帯アプリもたくさんありますよ。

こうして自分の体に注意を向けることで、排卵周期もそうですが、無排卵や妊娠の兆候など、体におこる他の出来事もある程度予測することができるでしょう。体の仕組みを知り、リラックスして自分の体と向き合っていきましょう。