排卵痛がひどい…!薬・鎮静剤は効く?漢方は?激痛の場合は必要!
【医師監修】女性の身体には生理痛の他に排卵痛というものが起きます。排卵痛の痛みで薬に頼りたいほど悩んでいる方も多くいます。ここでは排卵痛には実際どのような薬が効くのか、市販薬はどれを選べばいいか、排卵痛の対処法などを説明していきます。
排卵痛とは
女性の身体には毎月排卵というものがあります。排卵痛とはその排卵日の前後に起こる下腹部の痛みのことです。もちろん個人差はありますが、一般的に生理周期は28日周期といわれています。その場合、生理開始日から約13日〜15日が排卵日と予想することが可能です。
生理痛で毎月つらい思いをしている方もたくさんいるでしょう。しかし、この排卵痛でもひどい痛みを感じ悩んでいる方もたくさんいます。
(排卵については以下の記事も参考にしてみてください)
排卵痛の原因
排卵痛の原因として「女性ホルモンの影響」「排卵による卵巣の腫れ」「排卵出血による痛み」などが挙げられます。女性ホルモンの「エストロゲン」はお腹の張りを引き起こし、腸の動きを悪くさせる作用があることが研究によって明らかになりました。
この「エストロゲン」が、卵子が外に飛び出すのと同時に外へ排出されることで、排卵痛を感じることがあるようです(※1)。
右下腹部が張ったような結構強めの鈍痛。
— ゆう@浮上待ち (@yu_tgp) December 18, 2018
採卵前日から採卵終わっても続いてたんだけど、3時間お昼寝(笑)したらおさまった。
排卵痛というやつだったのかな?
普段こんなのないんだけど。
女性の身体は、排卵によって卵胞が大きく膨らむため、卵巣が腫れたような症状になります。それによって下腹部に痛みを感じることがあるのです。そして排卵が行われる際に、排卵によってできてしまった卵巣の傷から出血してしまいます。そこから痛みを感じることもあるでしょう。
カズヤ先生
産婦人科医
この排卵のメカニズムによって、卵巣から出血を伴うことがあり、これを排卵出血と言います。 よくある軽度の排卵出血であれば、経過観察で様子を見て入れば出血は自然に止まります。 しかし、稀に多量に大量出血を起こし、救急疾患として治療が必要になることもあります。
(排卵日の症状については以下の記事も参考にしてみてください)
排卵痛に薬や漢方薬は効く?
排卵痛になる原因を説明しましたが、ひどい排卵痛に薬や漢方薬は効くのでしょうか?具体的にどのような薬があるのかご紹介します。
排卵痛に薬や漢方薬は効く?【解熱鎮痛剤】
排卵痛があっても「痛みがそこまで強くない」「病院に行くまでもない」痛みの場合は市販の解熱鎮痛剤を飲んで様子を見ましょう。
排卵痛に薬や漢方薬は効く?【低用量ピル(経口避妊薬)】
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