排卵日に基礎体温が上がる?下がる?原理を知って妊娠のタイミングを見極めよう!
【医師監修】妊活を頑張っている方にとって重要なのは、妊娠のタイミングがいつかということでしょう。そこで知っておいてほしいのが基礎体温と排卵日の関係です。基礎体温と排卵日の仕組みを理解して自分の体のことを把握し、赤ちゃんに来てもらう準備をしていきましょう。
基礎体温以外の変化で排卵日がわかる
排卵日に起こる体の変化は基礎体温だけではありません。おりものの状態も変化します。黄体期にはさらさらとした水っぽいおりものがでますし、排卵期に入ると粘度が高くなるのです。色は透明から白濁色に変化してきます。基礎体温などと合わせて知っておくと、自分の体のサイクルをより理解できる手掛かりとなるでしょう。
(排卵日前後のおりものの状態については以下の記事も参考にしてみてください)
基礎体温の乱れは妊娠しにくい?
基礎体温を測っていても、「高温期」「低温期」の差があまりないという方もいます。では基礎体温の乱れはなぜ起きるのか、また妊娠と関係があるのかについて解説しましょう。
排卵日の時期の特定もしにくくなる
まず基礎体温が乱れるのは、女性ホルモンの分泌がうまくいっていないからです。そうなると排卵日が特定できないだけでなく、妊娠もしづらくなってきます。また基礎体温が特定できない原因に、無排卵を引き起こしている可能性もあるでしょう。
つまり、基礎体温の「高温期」「低温期」がしっかりわかるようにホルモンバランスを整えると、妊娠をしやすくなるのです。
体が冷えているのかも
まず女性に多いのが体の冷えです。冬場だけでなく冷房の元で長時間体を動かさずにいると体が冷え、ホルモンバランスや自律神経が乱れやすくなってしまいます。それが基礎体温の乱れとなり、無排卵を引き起こす原因にもなってしまうのです。
そこで、体を動かしたり足元を冷やさないように温かい靴下をはいたりして対応すると良いでしょう。また、体を芯から温めてくれるような根菜などの食材も積極的にとるようにしてください。
規則正しい生活習慣
ホルモンバランスや自律神経を整えるために、睡眠はとても大切です。決まった時間にリラックスして十分睡眠をとることを意識しましょう。またストレスや疲労も、ホルモンバランスや自律神経の乱れにつながる大きな原因です。ストレスを発散できるような好きなことを見つけて、精神を安定させるように努めましょう。
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