足元を見るの意味・類語・例文は？足元を見てくる人の特徴や対処法も！

対義語とは対をなす言葉という意味です。そこから足元を見るつまり人の弱みに付け込むという意味の慣用句の対義語といえば、以下のような場面のものが挙げられます。

・手を差し伸べる
・ひと肌脱ぐ

困っている人のために掛け値なしに何かするという語源を持つ慣用句が、足元を見るの対義語に当たるでしょう。

実際に足元を見る人とはどのような特徴がある人でしょうか。意味や例文から見るとあまり良い印象はありません。では足元を見る人の特徴をご紹介しましょう。

足元を見るという言動をする人は、相手が自分より立場が下であると判断すると高圧的な態度を取ります。逆に自分より立場が上の相手にはおかしいほど低姿勢を取ります。

足元を見るということは相手より自分を優位に立たせるという行為です。人の弱みにつけこまないと相手より自分が優位に立てないということになります。つまり自分に自信が持てないために正々堂々と相手に向かえないという特徴があります。

足元を見る人は自分を中心に考えて行動するために相手の立場への思いやりがありません。相手が困っていても関係なく自分の為だけになるように行動します。

足元を見るという言動を取る人の性格や心理とはどのようなものがあるでしょうか。

足元を見る行為は正々堂々と行われることではありません。心理的に何とか相手より自分が優位であることを示したいために行われる言動です。それはつまり卑屈なところがある性格だからということが言えます。

他人の足元を見るということは卑怯な性格からの行為です。性格的に物事を前向きにとらえることができれば、他人の足元を見て行動することなどしないでしょう。自分の行動に対してネガティブな考えがあると人に対して優しくできない心理状況となってしまうのではないでしょうか。