出産の兆候11選!腰痛や頻尿も関係する?お腹の張りも?
【医師監修】出産が近づくと、妊婦さんの体にはさまざまな兆候が表れます。これは、赤ちゃんが骨盤の方へ下がってきていることなどが理由で起こるもので、腰痛や頻尿、お腹の張りなどの症状があるでしょう。このような出産間近の兆候11個とともに、出産当日に現れる兆候をご紹介します。
もうすぐ予定日!出産の兆候が知りたい

臨月に入ると、これまでの長いようで短かった妊婦生活もいよいよラストスパート。赤ちゃんが生まれたら必要になる物の用意や、いざ出産となったときのための入院準備も大詰めですね。赤ちゃんの発育具合にもよりますが、臨月(妊娠37~41週)は正期産と呼ばれ、お腹の外に出ても適応できる状態にまでに成長している時期とされています(※1)。
とはいえ、必ずしも出産予定日に生まれるとは限りません。妊婦さんはいつ出産になるのかと毎日ドキドキですよね。逆に、予定日が近いのに子宮口が全然開いていないなど、生まれる気配が見られず焦ってしまう方もいるでしょう。

出産が近いかどうかは、妊婦さんの体に現れる兆候から確かめることができます。出産当日に現れる“おしるし”などの兆候とは別に、出産が近いことを知らせる兆候というものがあるのです。経産婦さんでも、一人目や二人目とは異なる兆候が現れることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
(臨月の出産の兆候については、以下の記事も参考にしてみてください)
なぜ兆候があらわれるの?

出産が近くなると妊婦さんの体は腰痛や便通がいつもと違うなど、さまざまなマイナートラブルが増えてくるでしょう。それらは体が出産の準備をするなかで現れる兆候。こうした兆候が現れるメカニズムは、主に赤ちゃんが下がってくることとホルモンバランスの変化に関係しています。
妊婦さんの体は出産に向けて少しずつ変わっていきます。これからご紹介する兆候が見られるからといって、今日明日に生まれることが確約されるわけではありません。現れた兆候はたいていの場合、出産当日まで付き合うことが多い症状ですが、いつの間にか軽くなることもあるでしょう。

こうした諸症状は「自分の体と赤ちゃんの状態が順調に出産に近づいていることの証」として受け止め、最後の妊婦生活を楽しんでくださいね。
赤ちゃんが下がってくる

赤ちゃんは産道を通るための準備として、出産当日には妊婦さんの骨盤の方に少しずつ下がってきます。自分のお腹を上から見ると形が変わったように感じたり、今まで見えなかったおへそが見えてきたりと、その変化を自覚できる方も少なくありません。家族や友人に「お腹が下がってきたね」と言われることもあるでしょう。
また、妊婦健診でエコーを見れば当然わかるので、医師から直接教えてもらう場合もあります。赤ちゃんが下がってくると子宮口がやわらかくなったり、すでに1cm程度開いていたりするケースもあるでしょう。

赤ちゃんが大きくなるにつれて、妊婦さんの子宮はさまざまな臓器を圧迫します。そのため赤ちゃんの体重が大よそ2000~2900gになる臨月の頃には、赤ちゃんは少しずつ下がり始め圧迫される部分も胃から腸へと移っていくでしょう。この影響で現れる胃痛や食欲増進、便通の変化などが出産の兆候とされています。
カズヤ先生
産婦人科
臨月に入ると、赤ちゃんの頭は骨盤の中に陥入し、固定していきます。
そうすると、これまで頻繁に感じていた胎動が少なくなったり、赤ちゃんの頭が骨盤の中に入り込むことで、恥骨が圧迫される感じを受けることもあります。
ホルモンバランスも変化している
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