【麻】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「麻衣（まい）」「真麻（まあさ）」「麻里絵（まりえ）」など「麻」は女の子の名前に使う機会が非常に増えている漢字の一つとなっています。近年の人気から常にトップクラスにランクインする人気の名前でもあります。

苗字との調和や読み方、意味や字画数も考えながらこれから生まれてくる赤ちゃんに「麻」のついた素敵な未来を願う意味ある名前考えていきましょう。

この「麻」という漢字の意味は、アサ科・クワ科の植物（草）を表現してます。「麻」の漢字は中央の「林」が「𣏟（はい）」の文字だった所から始まり、「𣏟（はい）」は単体で植物のアサを意味しています。そして「𣏟（はい）」の上に「广」を乗せて屋根とし、アサを地道に部屋の中で手でほぐす様子を描いているのが「麻」を意味する漢字です。

「麻」の漢字の読み方は音読みで「ま・ば」訓読みで「あさ」を、また他の読み方で「お・ぬさ」があります。2文字の名前には「ま」の読み方が使用されることがほとんどで、3文字の名前には「あさ」「ま」を使うことが多いでしょう。どちらの読ませ方をしても優しく、しっかり一本筋の通った意味ある漢字です。

「麻」は植物の名前で、元は麻から繊維を取って糸や布を作っていました。遠い昔に思いをはせると「麻」はもっともポピュラーな衣服の原料と言えます。先に「麻」の漢字の成り立ちについては触れましたが、麻の活用のされ方がそのまま漢字になっているわけで、意味からして生まれてくる赤ちゃんに使う漢字としてはピッタリではないでしょうか。

「麻」の日本名（和名）は「あさ」で一年生の植物になります。およそ110日（約4ヶ月）あまりで2.5メートルの高さにまで急成長をするのが特徴です。そんな力強さから「生命」や「エネルギー」を意味する植物と言われています。

「麻」の花言葉の意味は、運命・宿命・結果の3つを意味しています。もう気づいた人もいるかもしれませんが、全てにおいて運命に関係する言葉になっているのです。

昔からヨーロッパでは将来のパートナーに会いたい気持ちが芽生えた時に麻の種で占いをする風習があり、その意味ある習わしがこの花言葉の由来となっています。