【玲】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

性別に関係なく、赤ちゃんの名付けに人気なのが「玲」のつく名前です。美しいという意味を名前に含みたいときに「美」を使うとちょっとストレート過ぎる…そんなときにも「玲」のつく名前はオススメです。

「玲」の漢字は、透き通るように美しいという意味の他にも、涼やかで透明感があるという意味や、心が清らかで誠実、正直という意味を持ちます。「玲」は音読みでは、「レイ」「リョウ」という読み方に、訓読みでは「たま」「れ」「りょう」「あきら」「ほまれ」という読み方ができます。

「玲」は「王」と「令」が組み合わさって成り立つ漢字です。「玲」の部首、「王」（おうへん・たまへん）は、もともとが「玉＝宝石」を意味します。

清らかで澄んでいる状態を意味する「令」と「王」が合わさった「玲」の漢字には、「玉が触れ合ったときに鳴る美しい音」の由来があります。字画数は9画です。

「玲」の漢字がつく名前では、玲（れい）や玲奈（れいな）、玲音（れおん）などの「レイ」の響きがとくに人気です。「玲」のつく名前を使うメリットとして、「レイ」という響きの美しさが一番に挙げられるでしょう。「レイ」の響きは、女の子に名付けると凛とした美しさのイメージを持ち、男の子に名付けると中性的で柔らかいイメージを持つことができます。

また「レイ」は、フラダンスを踊るときに首飾りとして使うレイ（花輪）を想像することもできます。レイは花輪のほかにも「愛する人」という意味を持つハワイ語です。ハワイに思い入れがある夫婦が、生まれてきた赤ちゃんにレイの響きをもった「玲」の漢字を使うこともあります。

次は「玲」がつく人気の名前ランキングTOP5の発表です。男の子で「玲」の漢字がつく名前は、今は珍しくない名前として受け入れられています。また、透き通ったイメージが想像できる「玲」という漢字は、女の子の赤ちゃんの名付けでも比較的多く使われます。

男の子の名前ランキング第5位は、玲男（れお）です。「男」の漢字は、その名前の通り男らしさや勇ましさを意味します。「玲」の響きは中性的なイメージを持ちますが、「男」の漢字を使うことによって、誰が見ても男の子の名前だとわかるでしょう。字画数は16です。

男の子の名前ランキング第4位は、玲志（れいし）です。「玲」に「志」の漢字を組み合わせることによって、「志が高い」という非常に良い意味を持ちます。玲志の名前には、目標や夢に向かって信念を貫ける子供に育ってほしいという意味があります。字画数は16です。

ランキング第3位は玲（れい）です。「玲」はランクインしている「れい」の読み方のほかにも「あきら」や「ほまれ」と読むことができます。実直さを意味する「玲」の名前は、漢字一文字にすることで「まっすぐな子」のイメージを持ちます。字画数は9です。