【陸】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

赤ちゃんの名付けランキングの上位に毎年入ってくる漢字の一つに「陸」という字があります。この漢字が発する壮大で安定感のある印象や意味から、男の赤ちゃんの名付けによく使う漢字でもありますが、この字は女の子の赤ちゃんの名付けにも使えるんです。

この記事では「陸」の字を使った男の赤ちゃんの名前の例だけでなく、「陸」が持つ漢字の意味・読み方・由来や字画についても解説いたします。また女の赤ちゃんの名前で「陸」の漢字を使用したい場合の使用例としてぜひご覧ください
。

それでは「陸」という漢字にはどのような意味があるのでしょうか。「陸」という漢字が持つ意味とその漢字の読み方や由来を解説します。さらには姓名判断にも利用しやすいように字画数も合わせて紹介します。

（赤ちゃんの名付けにはこちらの記事も参考にしてみてください）

「陸」の字が持つ意味は「平らで小高い丘」「道・陸地」「真っすぐ水平・まともの意味があります。また他の意味に「飛び跳ねる」や「数字の六」「山々や丘がずっと続いている隆々とした丘」「絶え間なく続いていく」という意味も入っています。男の子の名前にはピッタリな力強さを感じる印象になっています。

さらには「陸」という漢字はそのイメージからポカポカとした昼間の大地のような「活力あふれる意味」と、まるで反対の意味となる夜明け前の大地の「静かで、のんびりと穏やかな意味」の相反する二つの印象があり、元気で活発な名前を名付けたいと考える人にも、のびのびと落ち着いた大人しい子に育てたい」とってほしいと考える人にも最適です。

「陸」という漢字の読み方としては訓読みで「おか」・音読みで「リク・ロク」と読みます。しかし名付けに使う場合の名乗りとしては「あつ・あつし・くが・たかし・ひとし・みち・む・むつ・ろく」など様々な読み方があり、赤ちゃんの名付けに「陸」という漢字を使う際は他の漢字よりも名づけの幅が広がります。

「陸」という漢字の意味にはいくつか説がありますが「阝こざとへん」は神様が天から降りてくる際に使われるハシゴを意味しており「坴（リク）」は小さな建物を意味しています。これらが組み合わさって「神様が降臨する社がある場所＝大地」を意味するという説があります。

また違う説によると「阝こざとへん」は丘を意味し、「坴（リク）」は土の塊が続く様を意味しており「平野に連なる小さな丘のある場所」を意味していると言われています。字画数としては11画から成り立っています。

「陸」の字を使って名付ける際のポイントとしては漢字が持つ力強さや自然なイメージを名前に込めると良いでしょう。陸の字から連想する生命力あふれどっしりと構える力強さは「たくましく育ってほしい」「力強く優しい人になってほしい」と願いを込めることができます。

また地球上にはいくつもの大陸があり、その大陸の上にはたくさんの人が暮らしていることから「人を支えられる強さ」「人との結びつきを大切にしてほしい」という考え方もできます。

「陸」の字の良くない使い方としては、女の子の名付けの際には組み合わせる感じを選ぶ必要があります。漢字が持つ力強さが組み合わせる感じによって倍増されてしまうからです。出来るだけ柔らかい印象となるような可愛い名前を贈ってあげましょう。

また、読みにくい感じは避けた方が無難です。ドキュンネームとも呼ばれていますが、当て字のような名付けの場合、周囲の人はすぐには名前を呼ぶことができません。その場にいるのに名前を呼ばれないという子供の気持ちを考えて漢字を選びましょう。