子離れできない親の特徴・心理|どんなデメリットが?7つの対処法を紹介

子離れできない親は問題がある?子離れできない親の特徴・心理や、子離れをするのに適した時期、7つの対処法を解説していきます。親が子離れできないことによるデメリットや、おすすめの本も紹介!親の子離れのタイミングや方法について参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 子離れできない親の特徴・心理は?
  2. 子離れできない親に向けた7つ対処法
  3. 親が子離れをするのに適した時期は?
  4. 子離れできないとどんなデメリットがある?
  5. 子離れできない親におすすめの本を紹介!
  6. 子離れできない親は子供に悪影響を与える!

親が子離れをするのに適した時期は?

子離れできないとはいっても、親が子供の面倒をしっかりと見ておかなければならない時期は存在します。いつ頃から子離れをしていけばいいのでしょうか。親の子離れに適した時期を紹介します。

小学校入学

子離れの第一段階として、小学校入学を1つの時期と捉えておきましょう。小学校入学時期は、まだ手がかかることもあり、危険を察知してあげる必要があります。しかし、学校の登下校を自分で行うようになり、自分でコミュニティーのルールを学び始める時期です。

母親の目の届かないところで失敗も増えますが、過剰に子供を守りすぎないように支えてあげましょう。

思春期

小学校入学の次に子離れに差し掛かるのが思春期です。思春期は子供の感性がとても豊かになります。さまざまな価値観を吸収し、自分の中でまた新たな価値観を生み出します。

実際にしっかりとしてくる年齢なので、大人から意見されることを窮屈に感じ、反抗期になると母親に反発することもあるでしょう。しかし、反抗期は自分の考えを強く持ちたいという子供の表れです。また、思春期は子供自身に精神的な余裕がない時期もあります。

まだ親の手がかかり、親が責任を持たなければならない時期ですが、思いを伝えながらも見守り支えることが必要です。思いを伝えることと押し付けることを分けて考えましょう。

高校入学

高校入学は子離れの重要なタイミングです。高校に入学するということは義務教育を終える時期ということです。社会人になる人もいる年齢ですね。高校性・大学生になったら子供が自分で考えて、自分で選択できるようにしましょう。

高校入学や大学生の段階では、生活や金銭面に関しては親が保証することが多く、まだ未成年で未熟な部分もあります。親がサポートをしている以上、子供のいうことをすべて聞く必要はありません。しかし、意見の押し付けはしないようにしましょう。

高校入学以降は、大学生、社会人と、子供も自分の選択や行動に責任を持つことが増えていきます。子供のことを認め社会人になったときのことを考え、子離れしていきましょう。

子離れできないとどんなデメリットがある?

子離れをしないことで、子供にどのようなデメリットをあたえるのでしょうか。ご紹介します。

子供自身に自信がなくなる

子離れできないと、デメリットとして子供が自信を持てなくなることがあります。まず、親が自分の意見を押し付けすぎると、子供は自分の意見を持てなくなります。自分で行動したことや決めたことによる成功体験がないため、自分に自信をもてません。

また、母親が常に子供意見を否定して自分の意見を押し付けていた場合、子供は自分の意見に自信を失います。大学生や社会人になっても自信がつかないというデメリットがあります。

失敗に弱くなる

子離れできない親のもとに育った子供の特徴として、失敗やトラブルに弱いというものがあります。心配性な親は、常に子供を先回りして守るように動くため、子供は小さいときに失敗経験が少なくなります。

大学生や社会人になり、いざ自分で行動し始めると、失敗やトラブルはつきものですよね。そんなときに焦りが強くなったり、心理的に周囲の人より大きなプレッシャーを感じるようになります。大人になってからのデメリットが大きいです。

親への優先度が高い

子離れできないと、子供の親に対する優先度が高くなります。これは、今まで親が尽くしてくれたので母親と一緒にいることが楽になっているか、親に依存され過ぎて離れられなくなっているケースです。

親を優先することは一見魅力的でデメリットに感じませんが、自立しづらくなります。大学生になっても友人関係が築きにくくなったり、恋人との関係が発展しにくくなるでしょう。最終的に結婚して自分の家庭を築いても、母親を優先で考えてしまう恐れがあります。

子離れできない親におすすめの本を紹介!