子離れできない親の特徴・心理|どんなデメリットが?7つの対処法を紹介

子離れできない親は問題がある?子離れできない親の特徴・心理や、子離れをするのに適した時期、7つの対処法を解説していきます。親が子離れできないことによるデメリットや、おすすめの本も紹介!親の子離れのタイミングや方法について参考にしてみてください。

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Contents
目次
  1. 子離れできない親の特徴・心理は?
  2. 子離れできない親に向けた7つ対処法
  3. 親が子離れをするのに適した時期は?
  4. 子離れできないとどんなデメリットがある?
  5. 子離れできない親におすすめの本を紹介!
  6. 子離れできない親は子供に悪影響を与える!
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子離れできない親に向けた7つ対処法

子離れをしようと考えていても方法がわからず難しく感じる場合がありますよね。そんなときの対処方法を7つ紹介します。

①個人の人格を認める

まず1つ目の方法は、親が子供を1人の人間であるという認識を強くしましょう。当たり前に感じるかもしれませんが、気が付かないうちに子供を自分と重ね合わせていたり、子供に思い通りになってほしいと感じていることがあります。

子供は親の思い通りにはできません。子供は自分の考え方や意志を持ち、親と異なる価値観を得ていくのです。親とは異なる価値観を子供がもったときに、強く否定したり、親の価値観を押し付けないようにしましょう。

②干渉しない

子離れに自信がないと感じたのであれば、まずは親の子供に対する干渉を減らしましょう。子供の行動や友人関係をすべて把握しておく必要はありません。もちろん、小さいうちは親の責任が大きく、知っておかなければならない範囲は強いです。

しかし、子供が自分から話したがらないのであれば、聞かなくても大丈夫です。子供に対する質問を減らすところから始めてみましょう。

③前に出過ぎない

子離れをする前に、子供の人間関係について親が前に出過ぎないようにしましょう。人間関係のトラブルは誰にでもあるものです。友人と喧嘩するときもありますよね。そういったときに、真っ先に親が出てこないようにしましょう。

もちろん、友人同士のけんかと言うレベルではなく、大人が干渉する必要があるときもあります。それ以外は子供に任せる方法をとっていきましょう。また、大学生になっていたり、社会人になってからのトラブルはよほどのことがない限り子供に対処を任せましょう。

④子供の失敗を恐れない

子離れができないときには、親は子供の失敗を恐れすぎないようにしましょう。大事な子供が失敗をしたり傷つくのは、親としてはとても心苦しいですよね。しかし、失敗を恐れるあまり、子供を守りすぎたり子供の意見を聞くことができないときがあります。

子供が自分で選択するというのは大きな経験なので、子供の意見を尊重しましょう。失敗から立ち直ることや失敗を避ける方法も覚えていきます。そういった経験は子離れへの意識も高めてくれますよ。

⑤夢中になれるものを見つける

子離れができないと感じたときには、夢中になれる趣味を見つけるのも1つの方法です。子離れができないときには、子供に心理的に依存していることがあります。子供がいなくなったときに、子育てをしてきたという親の自身が失われるという心理が働くのです。

そのため、自分を形作るものを子供以外にも明確に作っておきましょう。親が夢中になれるものを見つけておけば、子供に依存せず、自立した親になれるでしょう。子供が大学生や社会人になったときに、大人同士として会話をする余裕がうまれます。

(主婦におすすめの趣味については以下の記事も参考にしてみてください)

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⑥距離を置く

子離れできないのであれば、距離をしっかりとおくことも立派な対処方法です。子供がすでに大きくなって自分で生活できるほどの年齢であれば、物理的に距離を置いてもいいでしょう。可能であれば離れて暮らす方法をとってみてください。

自然と子供との距離感もつかみやすくなりますし、子供はもう1人でも暮らせるということを実感できれば、子離れできないという意識が薄くなります。

⑦子離れについて考える

子離れについて真剣に考えることは、子離れの第一歩です。子離れに大切なのは「自分は子離れできないかもしれない」という考えを持つことです。その考えを持つことができれば、どの程度が干渉しすぎなのか、いつ頃子離れをすればいいのかと意識をするようになります。

そういった意識をもち、子供の将来のことを考えられるのであれば、子離れに苦労することはあっても子離れできないという可能性は低いでしょう。

(子育ての悩みについては以下の記事も参考にしてみてください)

子育ての悩みは色々!年代別の悩みを解決!