枝毛・切れ毛とは?原因は?効果的な対策&予防法!正しいケアで美髪をゲット!

【美容師監修】髪のダメージに悩まされている女性は多いですね。この記事では、枝毛・切れ毛とは?という疑問をはじめ、枝毛・切れ毛の原因や、効果的な対策&予防法を紹介します。また、美容室のサロンケアの効果に対する【口コミ】も紹介するので、参考にしてみましょう。

Contents
目次
  1. 枝毛・切れ毛とは?
  2. 枝毛・切れ毛の原因は?
  3. 枝毛・切れ毛の効果的な対策&予防法!
  4. 枝毛・切れ毛は美容室でサロンケアすべき?【口コミ】
  5. 枝毛・切れ毛のダメージは早めにケアして対策をしよう!

枝毛・切れ毛とは?

枝毛、切れ毛がどういった状態なのか、また髪の毛の構造はどうなっているのか紹介します。文字通り、枝毛は髪の毛先が枝のように複数に別れてしまっている状態です。切れ毛は髪の毛の途中で横に切れてしまう状態です。どちらも原因は同じです。

髪の毛1本は、3層から成り立っていて、中心部をメデュラ、その周りをコルテックス、そしてキューティクルが覆っています。コルテックスにはたんぱく質や水分が多く含まれていて、キューティクルが開いてしまうとたんぱく質や水分が流れ出てしまいます。たんぱく質や水分が除去された状態では髪の毛は弱く、枝毛や切れ毛を引き起こしてしまうのです。

千葉健太郎

美容師

日本人の場合は欧米の方と比べて、キューティクルの重なる枚数が少なく外部からのダメージには弱いです。 ダメージを防いだり、ケアする事が枝毛、切れ毛の予防になります。

枝毛・切れ毛の原因は?

出典:https://www.pinterest.jp/pin/571746115173263938/

ダメージのない綺麗な髪を保つためにも、どんなことが原因になるのか知っておくことが大切です。枝毛、切れ毛の原因にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

髪質が原因

出典:https://hair.cm/snap-499369/

枝毛や切れ毛などのダメージを受けやすさには、元々の髪質も影響しています。髪質には、髪の毛が太くて硬い剛毛の人と、細くて柔らかい軟毛の人がいます。軟毛の人の方が剛毛の人と比べて、枝毛や切れ毛などになりやすいです。

剛毛の人はキューティクルが硬く、髪の毛のたんぱく質同士が強く結びついています。しかし、軟毛の人は、キューティクルが少ないです。そのため、剥がれたりめくれたりしやすく、髪の毛の内部にダメージを受けてしまいます。自分の髪がダメージを受けやすいか知っておくことで対策ができそうですね。

ドライヤーやコテによる熱

ドライヤーやコテ、アイロンを使うことも枝毛や切れ毛の原因になります。ドライヤーなどの熱によって髪の毛が傷む理由には2つあります。まず、乾燥によってキューティクルがダメージを受けることです。もうひとつは、髪の毛の水分が飛ばされた状態で、髪が熱せされるとたんぱく質が硬くなってしまうことです。

コテやアイロンは、髪を熱して水分を飛ばすことでカールやストレートヘアを作っています。髪の毛の大部分はたんぱく質でできているため、そのたんぱく質が固まってしまうと隙間ができてしまうのです。そうすると、髪の栄養や水分が流れでやすくなってしまいます。

(ボブの巻き方については以下の記事を参考にしてみてください)

ボブの巻き方*コテ・ストレートアイロンでゆるふわ・ウェーブ・ミックス巻など

カラーやパーマ・縮毛矯正によるダメージ

出典:https://hair.cm/snap-505005/

カラーやパーマ、縮毛矯正を繰り返すことで、枝毛や切れ毛が多くなることを実感する人は多いでしょう。カラーやパーマをかけるときの薬剤にはキューティクルを開かせる役割があります。また、カラー剤は開いたキューティクルの内部にあるメラニンを除去し、染料を染み込ませているため、髪内部にもダメージを与えていることになります。

高頻度でカラーやパーマを繰り返すことや、トリートメントなどを怠ることは、枝毛や切れ毛を生む原因です。カラーは2〜3ヶ月に1度程度が良いとされています。気になる場合は根本だけのリタッチカラーをするのも良いでしょう。パーマは長さによって頻度は変わりますが、かける頻度とダメージは比例します。美容師さんと相談しながら行うとよいでしょう。

千葉健太郎

美容師

サロンでのダメージは主に薬剤でのケミカルダメージです。 自然に発生するダメージよりも、質感、艶などが急速に失われる事からすごく痛んだ印象を受けます。 もちろん痛みもあるのですが、その後のケアの仕方次第で扱いやすい髪にしていく事は可能です。 また無理な施術をオーダーしてしまうと、美容師サイドも断りきれない時が多々あるようです。

自然乾燥によるダメージ

出典:https://www.pinterest.jp/pin/309129961908086296/