野心家とは？野心家の特徴・性格・心理！恋愛・仕事で周りに煙たがられない方法も！

何かに熱中していれば、その分ほかの物事がおろそかになりがちなタイプが多いです。よく言えば「野心家」ですが、悪く言えば自己中心的なタイプです。野心家は自分の描いている目標を叶えることを第一と考えているため、恋愛や友人関係の身近な人とは言えど、他人のために時間を割くことに積極的ではないのかもしれません。

人生の時間は有限ですので、ある人は恋愛に使い、ある人は家族に使うでしょう。野心家はそういったことに時間は割きませんが、それは皆のことが嫌いという意味ではなく、その他の時間を犠牲にしてでも、多くの時間を自身に割くことで、目標を達成できる可能性はグンと高まっていくと信じる傾向にあります。

野心家はとにかく負けず嫌いなタイプだという共通点があります。今の現状の自分と、現状の自分よりも上の誰かと常に比べているので、彼らに負けるということは自分は何も成長できていなかったと捉える傾向にあります。つまり、一段上に立っている人たちを目先の目標にしていますが、言い換えれば、上へ行くためのバネでもあるでしょう。

しかし、例えそこで負けてしまっても、諦めていては野心があるとは言えないでしょう。野心家は、この負けず嫌いな性格で、その苦い思いや悔しい気持ちをまた燃料に変えて、さらに高みへ登っていけるのではないでしょうか。

「誰かに勝ちたい」「この分野では負けられない」といった、"競争心がとても強い"という意味でも使われる野心ですが、そんな野心家の彼らは大きな目標や夢を掲げていることが多いです。競争の世界では、常に相手も成長をしています。その場その場で勝つだけでは意味がなく、勝った後でも差をつけることまで見据えているタイプが多いようです。

どんな高い目標や夢でも、この「追い抜く」と「差をつける」という闘争心を燃やし続けることで、目標を達成するための野心を奮い立たせているのでしょう。そのためにも、目先の追い越したい人やハードルなどに立ち向かって、汗をかき、一生懸命になれるのかもしれませんね。

野心家の人は、自分を成長させるために積極的に新しいことにチャレンジしていく場合が多いです。新しいことに触れれば新しい自分を知ることができ、視野も広げられることを知っているのかもしれません。そして視野が広がれば、降ってくる新たなチャンスを決して見逃さないと信じて、どんなチャンスも掴めるように色んなことをチャレンジしているのでしょう。

ここぞという時には、選択を迫られる場合もあるかもしれません。成功すればまた上へ行ける、しかし失敗すれば大きな損失を伴ってしまうという場面です。リスクに気をとられていては先へ進めないのなら、それは野心とは言えないでしょう。野心家にはこういった状況でもチャレンジできるようなタイプの人が多い傾向があります。

自分を高めるためにも、野心家の人は仕事に熱心だという共通点が挙げられます。「あの人を追い越したい」「もっともっと稼ぎたい」野心家にはそんな確固たる思いがあるので、どんな仕事や業務にも熱心に取り組んで成長しようと努力する傾向があります。なので野心がある人は会社にもしょっちゅう残ったりしているのではないでしょうか。

会社には労働時間があります。しかし、例えば社員ではなく、フリーや個人でやっている野心家の人は、労働時間に縛られずに思うがまま好きなだけ仕事に打ち込める環境です。こういった方は、いつまでも仕事に張り付いている場合が多いようです。

そんな野心家の人たちですが、努力を惜しまずに高みに登って行くということは、普通の心理や性格では簡単にできないと考えられます。多くの場合はある程度で満足ができて、余っている時間を趣味や家族のために注ぐ方が多いのではないでしょうか。では、野心家は一体どんな性格、心理をしているのか見ていきます。意外な部分も見つかるかもしれませんよ。

野心家の人たちは共通点として、過去に負けて悔しい思いをしたり、コンプレックスを抱いているタイプが多いです。それが今後、人生では絶対に譲れないものへとなり、その分野において負けることを嫌がり、執着していくという心理が働いているのでしょう。

「あいつにだけは譲れない」「これだけは誰にも負けたくない」

彼らのすべての原動力は、そんな「譲れないもの」への熱い思いなのかもしれません。

恋愛や仕事など、何かに執着して高みを目指していれば、次第と周りからの評価も高くなっていきます。こうなってしまえば、野心のある人はその期待を裏切るようなことは出来なくなるのではないでしょうか。そして周りからの期待に応えようという心理が働いて、自ずとプライドも高くなり、だんだんと「負けられない」という心理が強くなっていくのでしょう。

野心家の人は、好きで野心を持ち始めたわけではないというパターンが多いと考えられます。上記でも挙げた通り、やはり過去に苦い思いをしたり、プライドが高くなる環境で身を置いていたので、結果的にそういった性格や心理が芽生えたという場合がほとんどでしょう。そういった原動力なしでは、野心というのは生まれにくいと考えられます。