MA-1の読み方は?由来・正式名称は?流行は終わった…?着こなし方も!

この記事ではMA-1の読み方や由来がどういったものなのか、また、読み方だけでなく一時期MA-1が超ブームでしたが、今はどうなのか、流行を気にせず着れる定番アイテムなのかを徹底的に検証します。また、メンズ・レディース別の着こなし方・お手本コーデも紹介中です。

Contents
目次
  1. MA-1の正しい読み方は?
  2. 【MA-1の読み方】由来・歴史
  3. MA-1の正式名称とその読み方は?
  4. 【MA-1の読み方】MA-1はいつからいつまで着れる?
  5. 一時期MA-1が超流行ってたけど?今は?
  6. MA-1の着こなし方*メンズお手本コーデ
  7. MA-1の着こなし方*レディースお手本コーデ
  8. MA-1はまだまだ現役でした!

MA-1の正しい読み方は?

街中を歩いていると着ていない人を見ない程、MA-1はファッションとして大きな流行を生んでいます。そんなMA-1を友達との話題にあげる時やお店で探そうとした時に正しい読み方ができていなかったら、と不安になってしまいますよね。この記事ではMA-1の正しい読み方からその由来やお手本コーデまで紹介します。

MA-1の正しい読み方

MA-1はそのまま「エムエーワン」という読み方をします。元々はフライトジャケットと呼ばれる空軍のパイロットが身につけるミリタリーアウターであり、そのすっきりとした無駄のないデザインはミリタリーファッションアイテムならではと言えますね。

【MA-1の読み方】由来・歴史

上でも説明した通り、MA-1は元々ミリタリーファッションアウターの一つであり、軍人の中でもパイロットが身につけているものです。そんなMA-1がなぜ民間人に流行するファッションアウターになったのか、なぜ現在流行っているのかをこの章では徹底的に解説します。

【MA-1の読み方】その誕生は飛行機の高度が関係していた

出典:https://www.pinterest.jp/pin/460282024418900774/

MA-1がその産声をあげたのは1950年代の初めでした。朝鮮戦争の熱も冷めやらぬ時代に飛行機の性能は第二次世界大戦から飛躍的に向上し、パイロットの平均飛行高度は約1000mの上昇をするまでになりました。飛行高度が上がるとコックピット内の温度はそれに反比例するように下がり、やがてそれは服についた水分が凝結するまでに至ります。

パイロットにはそんな温度に耐えるため、革製の分厚いフライトジャケットが支給されていました。しかし、コックピット内が凍る温度になると革のフライトジャケットは動きにくいことこの上ありません。そこでアメリカ空軍によって開発されたのは薄く、暖かく、そして凍らないナイロン製のフライトジャケット「MA-1」でした。

【MA-1の読み方】その特徴は凝縮した機能美

MA-1の特徴はその恐ろしく研ぎ澄まされた機能美にあります。狭いコックピット内で弊害となる華美な装飾はなく、背中の生地が引っかからぬよう短く作られています。カラーリングに関しても地上の対空砲から明細になるようくすんだカーキ、裏側は救助がしやすいよう明るいオレンジ色が採用されています。

【MA-1の読み方】大流行のきっかけはあの名作映画

MA-1が最初に大流行したのは映画「トップガン」がヒットした1980年代です。実はこの映画でトムクルーズはMA-1を1度も着用しておりませんが、フライトジャケット全体に流行の火がつき、その中でもデザイン性に優れたMA-1が特に注目を浴びました。このブームは数年続きますが、一度落ち着いてしまいます。