MA-1の読み方は？由来・正式名称は？流行は終わった…？着こなし方も！

その人気が再燃したのはアメリカのレディースブランドがサイズやシルエットを調整し、ミリタリーテイストを抑えたレディースアウターとして復活させたことがきっかけになりました。その後、様々なカラーリングやデザインを盛り込んんだ新型MA-1はファッションの最先端として、現在の爆発的なブームに繋がるようになります。

MA-1のその正式名称はアメリカの軍用品規格番号の「MIL-J-8279」シリーズに基づいたものになっています。流石にアメリカでも規格番号で呼ぶのは業者しかおらず、「マーワン」と呼ばれ流通しているようです。

MA-1の着れる期間いついてはアウターの厚さによるところが大きくなっています。この章では薄手のMA-1と厚手のMA-1それぞれの防寒性に応じて「いつから」「いつまで」着れるのか解説します。

最近流行っている薄手のMA-1はファッションとして優秀なことは間違いありませんが、その分だけ中綿を落とし、防寒性を落としてしまっています。ですので着れる期間も9月終盤〜11月中盤、3月中盤〜4月終盤のアウターとして着ることができると考えられます。基本的には春秋のファッションアウターという認識を持ちましょう。

一方で元祖MA-1、モコモコが暖かそうなMA-1は真冬でもしっかりとした防寒性が担保されています。具体的には12月〜2月までの厳冬期でも十分使えるものとなっており、ダウンジャケットと同等かそれ以上の防寒性があると考えて問題ありません。服が凍る温度までOKなので、基本的に日本ではどこでも使えると考えて良さそうですね。

MA-1はその爆発的なブームを迎えましたが、ファッションの移り変わりとは激しいものです。昨日までオシャレだとされていたファッションアイテムも明日ダサいと言われるようになることも珍しくありません。この章ではMA-1はまだ通用するのか、いつまで通用するのかを解説します。

爆発的なブームを迎えた2015年は、制服と見紛う程に全ての人がMA-1を着用していましたが、現在はその10分の1程度まで落ち着いてしまっています。ただ、それでも多くの人が着ていることは事実ですし、衰退というよりもアウターとして定番のアイテムに昇華された、と言ったほうが正しいでしょう。

爆発的ブームが過ぎたのは2017年と言われていますが、現在でも多くのブランドからMA-1は発売され続け、ユニクロでも秋冬に常時取り扱う商品のラインナップに入っています。なので、衰退したと言うよりも、定番化した、の方が語弊が少ないかもしれません。