アルバニア人の特徴・性格は？イケメン・美女が多い？ネズミ講が盛んな異質な文化？

アルバニアと日本ではいくつか共通点があります。まず、過去に鎖国状態にあったことが挙げられます。日本では江戸時代に鎖国をしていましたが、アルバニアはなんと最近の1991年まで鎖国状態でした。日本でも鎖国時代には独特の国民性が形成されていったように、アルバニアにも様々な文化が名残のように残されています。

また、宗教に対する信仰心が緩いことも両国の特徴です。イスラム教の厳しい戒律に捕らわれることなく堂々としている国民性は、宗教関係なく様々な季節のイベントを楽しむ日本人と似通っています。

では、アルバニア人と日本人との違いはどういったところでしょう。性格5選でも触れたように、アルバニア人は他人となんでも分かち合う国民性を持っています。一方日本人は自分のパーソナルスペースを大切にし、他人との垣根がしっかりしていますので、こういった部分ではアルバニア人との人種の差が出ていると言えるでしょう。

アルバニア人と仲良くなるには、人種の壁を越えて社交的になり、こちらから積極的に絡んでいく姿勢が重要です。

根は優しくて分別をわきまえた人が多いこともアルバニア人の特徴なので、向こうから一定以上に踏み込んでくることは少ないです。彼らと仲良くなりたいならば、積極的に話しかけに行きましょう。勇気を出せば、アルバニア人の世話好きで優しい国民性に触れることができます。

アルバニアでは1991年に鎖国を止め、国名が「アルバニア共和国」に改称されました。その後、市場主義経済に移行していく中でネズミ講が大流行します。1997年にネズミ講が破綻すると、国民の人口のうち3分の1が全財産を失い、元々が脆弱だったアルバニアの経済は一瞬で崩れてしまったのです。

さらに、多くの市民が政府への不満から暴徒化したことにより政権が転覆し、一時は無秩序状態にまでなりました。この暴動は「1997年アルバニア暴動」と呼ばれています。アルバニア社会党が与党となったことで一応の沈静化はされましたが、現在にまでその傷跡は深く残っています。

いかがでしたでしょうか。「ヨーロッパ最後の秘境」と言われるアルバニア共和国。そこに住んでいる人たちは、独特で、でもどこか馴染み深い国民性を持っています。そんなアルバニア人、根っこの部分は優しい人たちばかりです。日本人である私たちとは宗教観や歴史に似通う部分もあり、面白く感じられますね。

様々な人種や宗教観が混ざり合っているさまは不思議に見えますが、そんな「一見よく分からない」ところもアルバニアの魅力と言えます。まだ日本との直接的な接点が少ない国ではありますが、アルバニアの個性的な魅力に触れたい・アルバニアのイケメンや美人と知り合いたいと思ったら、ぜひ一度訪れてみてください。