アルバニア人の特徴・性格は？イケメン・美女が多い？ネズミ講が盛んな異質な文化？

また、第二次世界大戦以降アルバニアは共産主義国家になり、他国と距離を置いて事実上の鎖国状態となっていました。当時の国民にとって世界と繋がる唯一の窓口はイタリアからのラジオ電波。そんな影響もあって、アルバニアではイタリア語の普及率が高く、町の至るところまでイタリアっぽさが染みついています。

人口の大半をイスラム教徒が占めるイスラム国家アルバニア。しかしアルバニア人のイスラム教への意識は、他国のイスラム教徒と比べると緩いのが実情です。クリスマスなどのお祭りごとも等しく祝って楽しみます。豚肉も普通に食べますし、お酒も嗜みます。宗教に関係なくイベントとしてなんでも楽しむところは、私たち日本人の感覚と似ているかもしれません。

また1967年に当時の共産党政府が「無神国家」を宣言したことも、宗教への意識の緩さの原因の1つです。実のところアルバニアでは、信仰する宗教が特にないという人が多数だとも言われています。

アルバニア人は外国人に対してとてもフレンドリーな人が多いです。ですが元々そういう国民性なだけで、いざ仲良くなろうとすると途端に難しくなります。別に人を信用していない訳ではないのですが、彼らには幼少の頃からの知人・友人がたくさんおり、誰かと新しく仲良くなろうとは思わないのです。

アルバニア人はじっとしていることが苦手な国民性です。家にいてもすぐに外に出かけたり、映画の上映中に何度も売店に行ったりします。会話中も相手の話に耳を傾けることはせず、携帯をいじったり道行く人を目で追いかけたりと、大人も子供もとにかく注意力散漫です。

おしゃべりな人が多い国民性ですが、アルバニア人は日本人同士のコミュニケーションと違い、相手の動作や態度から情報を読み取ることをしません。言葉として表現されたことだけが存在するものとして扱われることが特徴です。