倫理観と道徳感の意味や違いとは?欠如してる人の特徴や高める方法も!

皆さんは、倫理観や道徳観について詳しく説明できますか?今回は倫理観と道徳観のそれぞれの意味や、ニュアンスの違い・使い方を説明します。また、男女ともに倫理観・道徳観が欠如している人の特徴や、欠如してしまう原因だけでなく、倫理観・道徳観を高める方法もお伝えします。

Contents
目次
  1. 倫理観・道徳観とは?それぞれの意味は?
  2. 倫理観と道徳観の違いは?
  3. 倫理観と道徳観の使い方・例文
  4. 倫理観が欠如している人の特徴7つ
  5. 倫理観・道徳観が欠如してしまう原因9つ
  6. 倫理観・道徳観の欠如がもたらすデメリットは?
  7. 倫理観・道徳観を高める方法9つ
  8. 清く正しい価値観を手に入れて

倫理観・道徳観とは?それぞれの意味は?

まずは倫理観と道徳観、それぞれの意味を解説します。

倫理観とは?

倫理観と聞いても、言葉の意味がよくわかっていないという方も多いでしょう。倫理といえば、高校時代に倫理の授業がありましたよね。倫理観とは、行為に対して善い行いなのか悪い行いなのか、正しいことか不正なことなのかを私たちが判断するときの基本となる考え方を意味します。

その考え方はある程度決まっていて、集団社会においての規律や法律が基となっています。

道徳観とは?

次に道徳観についての説明をします。道徳観とは、人として何が道徳的に正しいのか、どう生きるのか、人間はどうあるべきなのか、自分の良心にしたがう価値観が道徳観の意味になります。道徳は小学校、中学校で勉強しますが、人が善い行いをするためにどのように生きていけば良いのか理想的な生き方を学びます。

倫理観と道徳観の違いは?

倫理観と道徳観は同義語でもあり、何となく似ているような気がしますが、意味合いは少し違ってきます。どのような違いがあるでしょうか。

学生

20歳

「倫理観や道徳観が低い」など、倫理観と道徳観という言葉は常にセットになっていることが多いけど、それぞれの意味の違いがよくわからない。

倫理観と道徳観

まず倫理観から説明をしていきます。倫理観とは、社会の規律や法律をもとにどのような対応をすれば集団社会において望ましいのか?というその人自身が持っている考え方になります。

一方で、道徳観は規則や法律は関係なく、その人の生い立ちから培われたルールをもとにした考え方になります。親のしつけや、仲間とのコミュニケーションを経験して、その人なりのルールが確立されていきますが、そのルールにもとづいて自発的に正しいと思うことを行うことが、その人の道徳観になります。

倫理観と道徳観の違いはなにかといえば、倫理観とはどちらかというと社会全体に向けての考え方を意味していますが、道徳観は人間がどう生きていくのが理想なのかということを中心とした考え方を意味します。

倫理観と道徳観の使い方・例文

倫理観の使い方