アベックの意味は？カップルとは違う？若者に通じない「死語」15選も！

昭和年代の人たちでも、今ではほとんどの人がアベックよりもカップルという言葉を使います。大きな違いはないものの、どういった時にアベックという言葉が使われるのでしょうか？恋愛関係にある恋人に対して、和製フランス語のアベックは使われていました。具体的に、アベックはどういう使われ方をしていたのかを、5つご紹介します。

昭和の年代を感じさせるアベックという言葉が入るだけで、文章はぐっと昭和感が出ますよね。でも、忘れてはいけないのは、元がフランス語だったということです。和船フランス語と考えると、実際は死語でも、少しおしゃれでロマンに感じるところもあるでしょう。

恋人同士がまだ街中にあふれかえっていなかった頃、恋人同士の男女は目立つ存在でした。そのため「あそこにアベックがいた」などと噂になることも少なくありませんでした。今ではそこら中にカップルを見かけるので、使う機会も少ないでしょう。

恋人同士の男女に対して「仲の良さそうなアベックがいる」と冷やかし半分、羨ましさ半分で表現するときに使われていた言葉です。少し物珍しさが入っているところも特徴的です。

恋人同士でお似合いだった場合「お似合いのアベックがいる」と表現されたこともあります。また「あのアベックはお似合い」などと冷やかされたり、噂されることも珍しくありませんでした。

今のように24時間どこかのお店が開いていることが少なかった昭和の時代、夜に恋愛関係にある恋人たちはが行き着く先は、公園でした。夜の公園がアベックで溢れかえるという現象は、当時当たり前のような出来事でした。

昭和後半の人たちは、恋愛に対して強い憧れを持っていました。そのため、アベックを見るととても羨ましがっていました。今の時代ほど連絡ツールが普及していなかったので、恋愛を始めるのも一苦労だった時代です。恋人同士に憧れを抱き「あのアベックいいなぁ」と、ぼやくことも、珍しくありませんでした。