【暢】を使った名前（男の子・女の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「暢」という漢字を見て、見たことあるけど読み方がわからないという人も多いのではないでしょうか。また「暢気（のんき）」という言葉を思い浮かべる人もいるでしょう。「暢気（のんき）」という言葉から「暢」という漢字は「のんびり」「やさしい」「おだやか」というイメージがあります。普段あまり目にする機会が少ない「暢」という漢字ですが、とても魅力的な意味や由来があり昔から人気の漢字です。

「暢」という漢字を調べたあなたや、赤ちゃんの名前に使いたいと思っているママやパパは、これを読んだら「暢」という漢字がもっと好きになるでしょう。

赤ちゃんの名前を考えるとき、ママやパパは「赤ちゃんにこんなふうに育ってほしい、こんな子になってほしい、こんな人生を歩んでほしい」などたくさんの思いや願い、意味を込めて名付けるでしょう。赤ちゃんの名付けに使いたい漢字があれば、その漢字にはいったいどんな意味があるのか、その漢字の読み方や由来にはどんな意味があるのか、また姓名判断の際の字画数も気になりますよね。

「暢」という漢字の持つ意味、漢字の読み方、漢字の由来、漢字の字画数を説明しますので、赤ちゃんの名付けの参考にしてみてください。

「暢」には、「伸びる」「のびやか」「広げる」という意味や、「止まったりせずよく流れる」という意味があります。「暢」という漢字を使ったよく知られている言葉が、始めに紹介した「のんびりしている」や、「気楽なこと」を意味する「暢気（のんき）」、また「すらすらと流れるようになめらかなこと」を意味する「流暢（りゅうちょう）」という言葉です。この2つの言葉からは、穏やかでやさしい印象を受けるこの字は、名付けに最適といえるでしょう。

「暢」は、音読みで「チョウ」訓読みで「のびる」と読みます。その他の読み方は「かど」「いたる」「とおる」「なが」「のぶ」「まさ」「みつ」「みつる」「よう」などがあります。いろいろな読み方があるので、名付けの幅も広がりますし、前後に来る字によっては個性的な名前を付けることもできそうですね。

「暢」という漢字は「申」という字と「昜」という字で成り立っています。「申」は、稲妻や稲光の形を表していて、稲妻が地上へと伸びていく様子から「伸びる」「のびやか」の意味を持ちます。「昜」は太陽の光を表しています。「日」「一」「勿」の3文字で成り立っているこの字は、「日」は玉や宝玉、「一」と「勿」を組み合わせた字は台座を表し、台座の上の宝玉が光を放ち精気を与えるという意味があるようです。つまり「暢」は、「（光によって精気を満たし寿命が）伸びる」というのが漢字の由来です。

「暢」は14画です。名付けする上で、字画数はとても重要です。姓名判断をするときにも、名字との字画数の相性が大切になってきますので参考にしてみてください。

実は字画数ごとに意味があるのを知っていますか？字画数「14」にはどんな意味があるのか紹介します。実は14は凶数と言われています。家族との縁があまりなく孤独や逆境を意味する数なのです。しかし理数系に強くて頭が良いという意味があり、また逆境に強いという特徴もあります。凶数と聞くとあまり良くないイメージですが、「暢」という漢字にはとても素敵な意味や由来があるので、他の漢字と組み合わせたりして名前に使うことをおすすめします。

赤ちゃんにとってもママやパパにとっても、後悔しないように漢字の字画数がもつ意味も理解して名付けしてあげたいですね。