【樹】を使った名前（男の子・女の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

赤ちゃんへ贈る初めての贈り物、名前。「樹」という漢字からはどのようなイメージを受けるでしょうか？空に向かって真っすぐのびる力強さ。または、鳥や動物が憩う癒しの場。ずっとそこに在る安心感。など前向きで穏やかな印象を持つ方が多い「樹」という漢字。男の子にも女の子の名付けにも使うことのできる人気の漢字です。

漢字やひらがなで書いた時の印象、呼んだ時の名前の響き、苗字とのバランスなど、優先順位を決めておくのも良いかもしれません。愛する赤ちゃんを思い、願いを込めて名付けた名前がきっと、赤ちゃんを幸せに導いてくれるはずです。あなたのイメージする赤ちゃんの姿や、人生に寄り添う名前をゆっくりじっくり考えてみてください。

「樹」という漢字は、幹が硬く冬も立ち続ける植物の総称としての意味や、「樹立」という言葉の意味が示している通り、打ち立てる、しっかりと立つという意味ももっています。さらに、手で鼓をうつ「豊作祈願」の意味もあります。

名付けに使う際は、その立ち姿から「真っ直ぐさ」や「自立した強い心」、「生命力の強さ」や「大きな成長」、「安定感」などの意味をもちます。「成し遂げて成功を収める」さらに「樹」に集い憩う動物達との「協調性」や「優しさ」といったように、温和で穏やかなイメージを意味する漢字として使われています。

「樹」という漢字の読み方のうち、名付けでは多いのが「いつき」や「じゅ」です。他にも「たつき」や「みき」、「しげる」や「たかし」、「な」、「のぶ」、「むら」という読み方をすることもあります。

「樹」という漢字は、その意味から、男の子、女の子どちらの名付けでも使うことができます。赤ちゃんにどんな風に育ってほしいかイメージしながら名付けの参考にしてみてください。

「樹」という漢字の由来を紹介します。「樹」は3つの要素から成っていて「木」、「壴」、「寸」と分けられます。「壴」は立てる、「寸」は手を表し、”手で立てる”という意味に、元々の”立つ”や”植える”など「木」の意味も加わり、「樹」になりました。

その立ち姿から、安定した人生や、力強く真っ直ぐ育ってほしいという願いを込めて。また、周囲への癒しや優しさを与えてほしいという願いも込めて、赤ちゃんの名付にもよく使われる漢字となりました。

「樹」の字画数は16画です。1文字で使うことも多いイメージの漢字でもありますが、前後に組み合わせる漢字の字画数や苗字などとのバランスもみながら、姓名判断などの参考にしてみてください。愛する赤ちゃんにぴったりの名前を考える時間も幸せですね。

「樹」のつく名前は、どちらかというと女の子よりも男の子に多い印象です。男の子の名付けでは「いつき」や「たつき」、「き」という読み方が多く、女の子の名付けでは「じゅ」や「みき」、「な」という読み方で使うことが多いようです。

「樹」のつく名前は男の子でも女の子でも、漢字の意味から”力強さ”や”自立心”、”まっすぐな心””実りの多い人生””慈しむ心”などのイメージで名付けられています。