【文】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

古風な印象がある『文』という漢字ですが、賢そうなイメージや落ち着いたイメージがあり、名付けに使う人が増えています。様々な漢字と組み合わせて現代風の名前にアレンジもでき、昔ながらの物も新しい物も大切にする日本らしい名付けができます。

大切な赤ちゃんが一生を共にする名前ですので、読み方や字画数などはもちろん由来や意味なども愛情を込めてしっかり選んであげましょう。

『文』という漢字は、文章や文法など規範となる物を表すことから、一般的には「礼儀」や「学問」といった堅い意味がメジャーです。一方で、様々な形や模様が織り成す「美しさ」や「彩り」という意味もあり才色兼備なイメージを与えます。

また、『文』には「仁徳」という意味もあり、他の人を思いやる心を表します。外見的な意味では女の子のイメージが強い漢字ですが、礼儀正しく優しい子に育ってほしいという意味も込められるので、男の子の赤ちゃんの名付けにもおすすめの漢字です。

『文』の読み方は「ぶん」「もん」「ふみ」が有名ですね。名付けにおいては美しさなどを意味する訓読みの「あや」も使う人が多いです。また、名付けに使うことは難しいかもしれませんが、「かざ（る）」という読み方もあります。

男の子の名付けでは「ぶん」「もん」が多いですが、最近では「ふみ」「あや」を使う名前も増えています。やわらかく優しいイメージで呼びやすいですね。

土器にあった模様を作る象形文字にあったものが、そのまま『文』という漢字に発展したのが始まりです。さらに、漢字が連なる様子が模様のように見えることから、現在の「文章」の意味での『文』を使うようになりました。

「ふみ」は「ぶん」という読み方の「ふん」という音が転じてできたと言われていますが、「あや」はあや織物に由来し、こちらも様々な模様を織り出している様子を意味します。

名付けをする上で意味や由来と同様に気になるのが字画数です。女の子の場合は結婚すれば変わることもありますが、長い人生を共にする名前ですのできちんと考えてあげたいですよね。

『文』の字画数は4画ととてもシンプルです。字画数の多い漢字とも少ない漢字とも合わせやすいので、名付けをする際に画数が気になるという方も、色々な組み合わせを試すことができるのではないでしょうか。

占いを信じるかどうかは置いておいても、姓名判断は日本では目にする機会も多いので、名付けられた赤ちゃん本人が将来大人になって見た時安心できる運勢にしてあげたいのが親心ですよね。

（字画数については以下の記事も参考にしてみてください）

名付けをする上で、悪い意味があるかどうか、これから人生を歩む赤ちゃんのことを思うととても気になりますよね。実は『文』という漢字にも縁起が悪いとされる意味があります。

『文』という漢字が持つ「美しさ」や「彩り」の意味から、外見を飾り立てるといった意味合いが異性関係に悪く働いてしまうことがあるようです。つまり、異性関係において羽目を外してしまうと失敗する、という意味があるということです。

ですが、こういった悪い意味も知っておけば気を付けることができるので、あまり悪い意味ばかり気にし過ぎず気に入った名前を付けて、赤ちゃんが大人になってからアドバイスの一つとして伝えてあげても良いでしょう。

（赤ちゃんの名前に付けない方がいい漢字については以下の記事も参考にしてみてください）