【瑛】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

『瑛』という漢字は2008年以降、最新の名付けランキングまで毎年100位以内にランクインしています。元々は男の子の名前に使うことが多かったようですが、近年は女の子の名付けでも使うことが増え、女の子の名付けランキングにもランクインするようになってきています。

今回は『瑛』という漢字の意味や由来を紐解きながら、最新の名付けランキングや『瑛』という漢字がつく名前に持たれる印象なども併せて紹介します。

『瑛』という漢字は、透明度の高い水晶のような石、そしてその石が放つ光やパワーという意味があります。また、『瑛』は「英」の意味を強く持っており「人より優れている」等の意味も持っています。

名付けに使う際には上記の意味合いから「誰にも負けない才能を持ってほしい」「裏表のない人になってほしい」等と願われるようになりました。

『瑛』は「王」と「英」の二文字を合体させて作られた漢字です。

「王」は「王族」や「国王」などではなく、「光輝く石が3つ連なった状態」のことを指しています。

そして「英」は「優等な人物」という意味だけでなく、「キラキラと射光しているもの」という意味があり、『瑛』はこの2文字の意味を合わせて「キラキラと射光する玉石」という意味を指すようになりました。

『瑛』は訓読みの読み方がなく、音読みの「エイ」「ヨウ」という読み方をされています。この読み方に加えて名づけに使う際は「え」「あき」「あきら」「たま」「てる」などの読み方をされることもあります。

字画数は12画です。名前に使う際の意味や読み方が似ている漢字に「英」があります。

「英」は8画なので、姓名判断の字画数はもちろんのこと、苗字とのバランス、他に使用する漢字とのバランスを見る際に参照してください。

『瑛』は元々男の子の名付けに使うことが多かったため、女の子の名付けに使うと場合によっては男っぽいイメージを持たれてしまうかもしれません。

ですが合わせて使う漢字を「子」や「美」などの一目見て女の子の名前だろうと分かる漢字にすれば、そのようなイメージを持たれることは少なくなるでしょう。

『瑛』が持つ意味を見ると女の子の名付けに『瑛』を使うことは何ら違和感のないことです。文字とのバランスや響きなどを変えれば男女ともに名付けられる漢字ですよ。

『瑛』のつく名前は2008年から最新のものまで赤ちゃんの名付けランキングの100位以内にほぼ毎年ランクインしています。

特に俳優の瑛太が有名になった頃から急激に『瑛』のつく名前が増え、特に「瑛太」は2009年の名付けランキングで3位にランクインしました。最新のランキングでも33位にランクインしていることからも『瑛』のつく名前が人気だということが分かります。