妊娠初期のイライラの原因は？いつまで続くの？ストレス解消法は？

妊娠中は「旦那さんの何気ない一言」に、怒ったり、悲しくなったり、憂鬱になったりしますよね。妊娠により女性の体には、身体的だけでなく、精神的にも大きな変化が起きています。特に妊娠初期には、些細なことにイライラするなどの妊娠初期症状が顕著に表れるのです。

この妊娠初期のイライラの原因は様々ですが、誰にでも起こることです。しかし「妊娠初期症状」の一種だとわかっていても、イライラしすぎるとしんどいですよね。妊娠初期のイライラはいつからはじまるのか、妊娠初期のイライラの原因と解消法を解説していきたいと思います。

妊娠初期のイライラはいつから起きるのでしょうか。妊娠初期とは4週目から15週目までのことです。「イライラはこの時期が特にひどい」と言われておりいつから始まるのかは、人によってそれぞれ違います。早くから始まる人がいれば、長い人もいますし、それほどイライラしない人もいるようです。

妊娠初期のイライラが「いつからいつまで」かは人によります。多かれ少なかれ、みんなが妊娠によるイライラを経験していますので、余り心配をする必要はないでしょう。

（妊娠初期症状については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠初期になぜイライラするのでしょうか。妊娠初期にイライラする原因は様々なのです。人によって、妊娠する環境によっても違いますし、赤ちゃんの性別に関係するという説もあります。

妊娠初期にイライラする典型的な原因が「旦那さんの言動」ではないでしょうか。旦那さんは性別が違います。性別が違えば、当然ですが妊娠を経験できません。妊娠中のつわりのしんどさや、不安な気持ちなどを理解できないでしょう。悪気はないのですが、何気ない言動が、妊娠中はいちいちこちらの神経を逆なでするのです。

旦那さんの行動・一言・寝方・脱いだ服・服装・食べ方・仕草など、あらゆる事が妊娠中のイライラにつながってきます。「旦那さんとは性別が違うから」「違う生き物なんだ」くらいに、妊娠中は考えるのが一番です。

妊娠初期のイライラの原因に、妊娠により「ホルモンバランス」が崩れていることがあげられます。妊娠初期は、プロゲステロン（黄体ホルモン）が急に体の中に増えていくため、体調が悪くなったり、肌が荒れてしまったりするのです。

また、妊娠中はプロゲステロン以外にも、エストロゲン（卵抱ホルモン）という女性ホルモンが増加します。どちらも妊娠した体を維持するために必要なホルモンなのですが、ホルモンバランスが崩れることで、体調が崩れたり、イライラしたりすることになるのです。

妊娠初期の「つわり」もイライラの原因となりますよね。つわりとは、妊娠初期に現れる不快な症状のことで、吐き気や嘔吐があったり、においなどに敏感になったりします。つわりの程度にはかなりの個人差があり、妊婦の半分以上は妊娠初期に何らかのつわりを感じているのです。（※1）

妊娠初期は、できるだけ体を休めて、無理をしないように気をつけましょう。妊娠初期のつわりは、イライラほど長くは続かないことが多いです。