日本人によくある名前の男女別ランキング！意味・由来や苗字の歴史についても解説！

高橋という苗字の由来にまつわる説は多く、主に以下のような説が挙げられます。

・渓谷などがあって地上から高い場所に橋がかけられた地域
・高橋神社（奈良県）を氏神として、日本書紀にも登場する人物の名前
・朝廷の食膳を担当した一族の名前
・高橋という地名に住んでいた人が名乗った

このように、高橋という苗字の由来にはさまざまな説があるとされており、同じ高橋という苗字の中でも、由来が違うこともあるのです。さまざまな由来があるからこそ、高橋という苗字は日本で3番目に多くなったのでしょう。

田中という苗字は、田んぼの中というイメージがありますが、そのイメージ通り田んぼの中に家を持つ人が田中と名乗ったことが由来と言われています。また、昔の村長の家は田んぼの中にあることが多かったため、その村の村長を田中と呼んでいたという説もあるのです。

伊藤や佐藤のように藤という漢字がつく苗字は、藤原氏に関係があると言われています。伊藤の苗字の由来は、藤原基景が伊勢に住んでいたことから「伊勢の藤原」という意味で伊藤と名乗ったことがはじまりだとされているのです。

また、藤原為憲が由来の工藤氏の子孫が、東伊豆に移り住んだ際に伊豆工藤と名乗るようになり、それを略して伊藤となったという説もあります。いずれにしても、伊藤という苗字は藤原氏に由来があるということですね。

自分の苗字によい意味や由来があったとしても、かっこいいイメージの苗字には憧れたりしますよね。日本人が憧れる歴史人や有名人の苗字を紹介していきます。

綾小路（あやのこうじ）
伊集院（いじゅういん）
京極（きょうごく）
西園寺（さいおんじ）
早乙女（さおとめ）
白鳥（しらとり）
神宮寺（じんぐうじ）
橘（たちばな）
藤堂（とうどう）
道明寺（どうみょうじ）
二階堂（にかいどう）
武者小路（むしゃのこうじ）

日本人が憧れる苗字には、ドラマや漫画などに登場する強かったりお金持ちの人物の苗字が多く見られます。その登場人物のイメージが強いため、これらの苗字に憧れがあるのでしょう。

（漫画でかっこいい男の子のキャラの名前については以下の記事も参考にしてみてください）

日本人にとっては当たり前でよくある名前でも、外国人にとっては違和感を感じるという名前は意外と多いです。例えば、日本ではかわいらしくてよい意味の名前でも、言語によってはまったく違う意味で使われていることがあります。また、日本での男の子や女の子の名前が、外国では逆に名付けているということもあるのです。

では、外国人が違和感を持つ日本人の名前には、どんな名前があるのでしょうか？

日本人によくある名前の中から、外国人に変わってると思われる名前を見ていきましょう。

あい：英語で「私は」という意味の「I」をイメージさせる
あき：「排泄物」を意味する英語の赤ちゃん言葉「acky」に聞こえる
あきこ：韓国語では「小熊」
あぐり：響きが「怒り」を意味する英語「ungly」に似ている
あゆみ：英語で「Are you me?」と言っているように聞こえる
あんり：フランスでは男の子に名付ける
うらら：アメリカでは卑猥なイメージがある
えり：「不気味」という意味の英語「eerie」と発音が同じ
かつお：「男性生殖器」を意味するイタリア語「cazzo」に聞こえる
かな：フィンランドでは「鶏肉」を意味する
公子（きみこ）：この漢字の組み合わせの名前は、中国では男の子に名付ける
けいこ：外国では男の子につけることが多い名前
けいと：外国では女の子に名付けることが多い
こうた：ドイツでは「大便」、スウェーデンでは「どすけべな」を意味する
ことみ：ドイツでは「私の排泄物」という意味がある
なな：スペイン語で「おばあちゃん」を意味する
まい：「私の」を意味する英語「my」に聞こえる
みい：「私」を意味する英語「me」に聞こえる
みか：フィンランドでは男の子につける名前
ゆうだい：英語で「You die（死ね）」と言っているように聞こえる
ゆうり：外国では男の子に名付けることが多い
りこ：イタリア語を使う国では男の子につける名前

このように、日本では人気でも外国ではまったく違う意味になってしまう名前もあるのです。外国人にとっては、自分の国で使われている言葉のイメージが強いので「日本人の名前は変わってる」と思われてしまいます。子供の名前を考える時には、外国ではどんな意味があるかも考慮するとよいでしょう。

（外国語で素晴らしい意味を持つ名前については以下の記事も参考にしてみてください）

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