ヘアアイロン・コテの適正温度は?髪が痛まない温度調節のコツ、使い方の注意点も!

【美容師監修】《ストレートヘアアイロン》《カールヘアアイロン(コテ)》の種最適な温度調節の仕方を髪質別で上手く使い分ければ髪が痛むのを防ぐ事が出来ます。また、髪を傷めない為にできるヘアアイロンの使い方のコツ&注意点も知り、使用温度に気を付けながらより美しい髪にしましょう。

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Contents
目次
  1. ヘアアイロンの温度調節のミスで髪の毛が痛む?
  2. 《ストレートヘアアイロン》の最適な温度調節!髪質別に!
  3. 《カールヘアアイロン(コテ)》の最適な温度調節!髪質別に!
  4. 【髪を傷めない!】ヘアアイロンの使い方のコツ&注意点!
  5. ヘアアイロンは自分の髪質に最適な温度で使おう!

濡れた髪への使用はダメージが多くなるのでNG!

スチームアイロンで水を使用しているから濡らした方が髪が早くまとまると勘違いして、わざわざ濡らしたりしている方もいます。ですが、それは大きな間違いです。濡れた髪はキューティクルがとても柔らかくなっているので、そこにアイロンを使用するとどんどんキューティクルが欠けていきダメージがとても大きくなってしまいます。

しっかりと乾いた髪に使用しないと髪が痛むので、わざわざ濡らしたり、お風呂上がりの半乾きの際には使用を避けましょう。

ヘアアイロン使用前はしっかりブラッシング

ヘアアイロンやコテを使用する前にはしっかりとブラッシングをしましょう。ほこりや汚れを取るだけでなく髪の絡みやほつれも解消し、同時にキューティクルを一定方向に整える効果もあります。ただのブラッシングかと思いきや、ヘアアイロンする前の下準備としてもとっても大切な事なのです。

ブラッシングも同じく、濡れた髪には行わないでください。柔らかくなったキューティクルはブラッシングや少しの摩擦でも欠けやすくなっており、濡れた髪にブラッシングした後に更にヘアアイロン等の熱を加えてしまったら髪の痛むスピードを促進しているようなものです。

ヘアアイロンを使用しなくても、日頃からブラッシングを心がけるだけで、キューティクルが整い、熱に強く痛まない髪を手に入れる事が出来ます。

(ブラッシングについては以下の記事も参考にしてみてください)

ロールブラシのおすすめ10選!髪質・長さ別の選び方、効果的な使い方も!口コミ多数!

強く引っ張らず、優しくなめらかに使おう

ストレートヘアアイロンを使用時にしっかり真っすぐ伸ばしたいからといって強く挟んで思い切り引っ張ったりするのも危険です。コテも同様、スタイリングが決まらないといって届かない髪をずっと挟んでしまうのは頭皮にもダメージがありますし、髪ももちろん痛むので避けましょう。

痛まないようにするポイントは、ストレートヘアアイロンでもコテでも、挟む部分が少し浮いているのが正解で、しっかり挟もうとしないでアイロンそのままの挟む力に任せます。毛量が多い場合などはその毛量がスムーズにアイロンを通るように優しめに挟むことを意識しましょう。

こまめにブロッキングして毛量を減らす

効率よく短時間で行いたいヘアアイロンですが、一気にやりたいからといって毛量を多くとった毛束にアイロンやコテを利用しても思うようなスタイリングが出来ません。髪の毛に熱を加えてスタイリングをしているので、毛量が多いとその分一本一本の上手く熱が届かないためです。

スタイリングが出来ないからといって、同じ毛束に何回も熱を加えるのも髪が痛む原因になりますので、まずはブロッキングをしてから少量の毛束にします。面倒くさくてもこのブロッキングをするのとしないのでは大きな差が出るので心がけてみましょう。

カールローションを使えばダメージケアも出来る

コテを利用してカールヘアにしたい方は、コテの利用前にカールローションを利用する事をオススメします。カールの持ちをアップさせるのはもちろん、ローションがキューティクルをカバーする効果があるので髪が痛まないで済みます。

ストレートヘアアイロンを使用する際、前髪だけくるっとカールしたい場合などもカールローションを利用して、なるべくダメージを防ぎ痛まないように心掛けましょう。

毛先ではなく髪の中央から!

ストレートヘアアイロンは挟むポイントが分かりやすいですが、コテの場合どこから挟めばいいか分からない方もいるかと思います。ですが、どちらも髪の中央から使用していきます。

毛先は癖が付きやすいので毛先にしっかり当てなくても大丈夫です。なので、髪の中央から挟んだら毛先に向かって流れるようにアイロンを進めて熱を加えて行きます。その際も強く挟んだり力を入れると髪が痛むので優しく丁寧に行いましょう。

熱を加えた後は冷風で冷まして固める

熱でキューティクルを柔らかくしてスタイリングするヘアアイロンなので、逆に冷たくすればもちろんキューティクルが締まり固くなります。それを利用して、ヘアアイロンを使用した部分にドライヤーなどで冷風を当てればカールをキープしやすくなるのでオススメです。