同棲のときの住民票の手続き!世帯主の扱いは?移さない場合のリスクは?

同棲が決まったら住民票の手続きが必要になります。また、同棲する際に住民票以外に必要な書類の準備もしなくてはいけませんね。今回は気にしている方も多い、会社にバレない世帯主の申請方法や世帯主の決め方、住民票を移さない場合のリスクも併せて解説します。

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Contents
目次
  1. 同棲する時、住民票は移す?世帯主はどっち?
  2. そもそも同棲する時に出す書類は何が必要?
  3. 同棲のときの住民票の手続き方法!
  4. 同棲における住民票の世帯主の扱いは?
  5. 会社にバレない住民票の世帯主の申請方法
  6. 同棲の際に住民票を移さないリスクは?捕まるってほんと?
  7. 住民票は移しておこう!

同棲場所へ引越す前に「転出届」

他の市町村へ引越す場合に、引越しを行う前にする手続きは「転出届」です。このときに使う書類は先に紹介した「住民移動届」。この書類の転出届に印を付けることで転出届の書類としてみなされます。指定された項目はしっかりと記入しましょう。転出届の手続きが完了すると「転出証明書」が発行されます。この書類も今後使用する場面があるので保管しましょう。

また、転出届は引越しの14日前から手続きができます。もし、転出届を忘れて引越してしまった場合は引越し後14日以内に転出届を提出する必要があります。更に、引越し先が現在と同じ市町村の場合は必要ありません。この手続きをする際は、本人確認書類と印鑑が持っていきましょう。

同棲先に引越した後に「転入届」

他の市町村へ引越す場合に、引越した後でする手続きは「転入届」です。引越し後14日以内に転入届の手続きをしましょう。この場合も「住民移動届」を使います。転出届の手続きと同様に、書類内の転入届に印をつけることで転入届の書類となります。他の項目も同様に記入してください。

また、以前の住所が同じ市町村の場合は、転入届の手続きをする必要はありません。このときも本人確認書類、印鑑を持っていきましょう。

同一市町村内での引越しの後は「転居届」

引越し前の住所、引越し先の住所共に同一市町村内の場合は「転居届」の手続きを行います。転居届の手続きを行う場合は、引越し前に手続きを行う必要はありません。引越したあとで、14日以内に転居届を提出しましょう。また、使う書類は「住民移動届」となり、転居届に印をつけます。身分証明、印鑑はほかの手続きと同様に持っていくと安心です。

男性

20代

転居届は1回の手続きで終わるから簡単!でも期間には変わらず注意が必要です。

世帯主は住民異動届の書類の記入で決まる

世帯主の記入欄は住民異動届の書類にあります。転出届・転入届の手続きをする前に世帯主をどうするか決めておく必要があります。

同棲における住民票の世帯主の扱いは?

実家にいれば自分の両親のどちらかが世帯主になっている場合が多いですね。しかし同棲をした場合は、親族と住んでいるわけではないので世帯主をどのように決めたらいいかわからないという方も多いはず。世帯主になる人の定義もあわせて見ていきましょう。

女性

20代

世帯主はどんな人がなればいいかわからない。カップルなら彼氏にしといてもいいのでしょうか…。

世帯主の定義

生計を立てるための収入があり、世帯の中心となる人物が世帯主にふさわしいといえます。同性をするといってもその為に退職をする人は少なく、それぞれに収入がある状態で同棲をする場合も多いでしょう。その場合は世帯を一緒にするにではなく、お互いが各世帯の中心として世帯主になることが可能です。

生計を共にする場合は片方を世帯の中心人物とし、世帯主になることもできます。