【柊】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「柊といえばクリスマス！」と連想する方もいることでしょう。では、具体的に「柊」とはどのような植物なのでしょうか？花言葉も紹介していきます。

柊はモクセイ科の常緑小高木で、学名は「Osmanthus heterophyllus」です。日本では関東以西の山地に分布しています。

柊は雌雄異株で、雌花と雄花がそれぞれ別の個体に咲く植物です。葉は堅く、葉の縁にはトゲがあります。10月〜11月の晩秋になると、葉の付け根に白い花を咲かせるのが特徴です。

そして柊の幹は硬いですが、その割にはしなやかで、耐久性がありつつも材木として使いやすいという面もあります。材木としては、細工物や器具として頻繁に使われています。

「柊」の花言葉の一つに「用心深い」というものがあります。これは柊が魔除けに使われる植物だからです。柊の葉には棘がついているため、邪気の侵入を防ぐ植物だと昔から考えられています。魔除けとして柊を使うということは、使う人が用心深いということを表しています。このように、用途によって花言葉の意味は決まってくるのです。

「柊」には「歓迎」という意味も込められています。これは西洋柊が由来となっています。西洋柊はクリスマスの飾りとして頻繁に使われますがクリスマスは家族や友達、恋人など、大切な人と過ごすイベントです。そのような人たちを招き入れて素敵な時間を過ごす、ということから「歓迎」という花言葉が使われるようになりました。

「柊」には「先を見通す」という意味もあります。先ほども述べたとおり柊に魔除けの効果があるので、柊を玄関に置くなどすればあらかじめ災いを避けることができます。すなわちその行いは「先を見通して」災いを避けているということを表しています。したがって柊には「先を見通す」という意味があります。

「柊」には「剛直」という意味もあります。剛直には「かたい信念を持っているさま」という意味があります。柊は硬い植物であることから「剛直」という意味が込められるようになりました。もし赤ちゃんの名前に「強い信念を持って生きてほしい」という思いを込めたいのであれば、柊という漢字が使いやすいでしょう。

ここからは「柊」がつく人気の名前ランキングを男女別に、そして字画数を紹介していきます。

「柊」がつく女の子の名付けランキングと字画数は以上のとおりになります。やはり「しゅう」という読み方で使う方が使いやすいのでしょう。どのような読み方で使うか迷った時には「しゅう」という読み方を採用してみるとよいかもしれません。