【隼】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

名付けに使用できる漢字は国で決められていますが、その数はおよそ3000字体に及びます。その中から男の子の赤ちゃんにはどのような名前を付けようか、多くの親は名付けに迷うものですよね。

鳥の名前の「隼（ハヤブサ）」という漢字は日常ではあまり使用しない漢字です。ですが、近年は「隼」の持つかっこいいイメージから「元気な男の子になりますように」と思いを込めて使う親が増えているでしょう。

「隼」のつく名前には具体的にどのような名前があるでしょうか？「隼」の意味や由来をはじめ、様々な名前のランキングもご紹介します。男の子の赤ちゃんにぴったりと思えるような「隼」を使った名前を見つけてみてくださいね。

「隼（ハヤブサ）」という鳥と聞いてどのようなイメージが湧くでしょうか？「隼」の意味は、とても速く強い鳥の名前です。「隼」という漢字は古くから人にも使われており、古代の日本において、九州の南部に住んでいた種族を意味する「隼人（ハヤヒト）」という呼称にも使われていました。

「隼」という漢字は特定の鳥の名称であり、他の漢字のように汎用性の高い漢字ではありませんが、はっきりとした意味やイメージを持つ力強い点が一番の魅力です。

さらに、小惑星探査機の「はやぶさ」や最高速度を誇るオートバイ「ハヤブサ」などのように鳥の「隼」をイメージして名付けられた乗り物もあります。

力強く、勇気にあふれるイメージを持つ「隼」の漢字の読み方は、音読みでは「ジュン、シュン」、訓読みでは「はやぶさ」です。名付けに使う際の読み方として「とし、はや、はやし、はやと」といった読み方も使われます。

「隼」は読み方が比較的豊富な漢字なので、他の漢字と組み合わせることで使いやすい漢字です。

「隼」の漢字の由来は、尾っぽの短い鳥を意味する「隹（ふるとり）」から来ています。「隹（ふるとり）」は、「雀（スズメ）」「鷹（タカ）」「雛（ヒナ）」のように鳥に関係する意味の漢字に使われます。

「隼」は人が鷹狩をする際に使われた鳥であることから、「隹（ふるとり）」の下に「一」を置くことで、真っ直ぐに獲物めがけて飛ぶ姿をイメージしたことが由来と言われています。

「隼」の字画数は10画で、とても書きやすい漢字です。他の漢字と組み合わせても字画数が膨大になりにくい漢字なので、赤ちゃんの名付けに使うにはぴったりな漢字です。

「隼（ハヤブサ）」は時速100㎞以上で飛ぶことができる速い鳥です。さらに、果敢に獲物をとらえることができるたくましい性質を持ち合わせています。高い場所から獲物を見つけて飛び降りる時の飛行速度は、瞬間的に300～400㎞ほどになるとも言われています。

「隼」は飛ぶスピードが速くて有名ですが、その高速飛行している中で、獲物を見つける視力と捕まえる的確さも抜群に優れています。

「隼」は世界中の広い分布で生息している鳥ですが、現在では隼の個体数が減ってきており、国際的に保護の対象となっています。日本では各地の動物園で観賞することができますよ。