男を気持ち悪いと思う女性の心理は？原因は女性側に？『こじらせ女子』の可能性も！

人間は、動物としての本能として、遺伝子レベルで相性のいいパートナーを見つけようとしています。もちろん自分で意識的に行っていることではないので、遺伝子が合わない男性に対して気持ち悪いと感じ、自分では理由がわからないということになるのです。

動物の生存戦略の一環として、自分と遺伝子が遠い相手を求めているため、あなたが理由もなく生理的に気持ち悪いと感じた相手は、あなたと遺伝子が近く、相性が悪いのかもしれません。特定少数の男性にだけ気持ち悪いと感じるのであれば、この理由が考えられます。

それまで、その男性のことをなんとも思っていなかった、もしくは好意すら抱いていた場合にでも、男性から好意を向けられた瞬間に気持ち悪いと思う原因は、心理学的なものです。

その場合は、性的な目で見られている、女性として男性から意識されているという心理が、気持ち悪いという感情をもたらします。また、好意を抱かれることで、主導権が自分から相手にうつる感覚に恐怖を覚える人もいるでしょう。

自分に自信がなく、外見内面問わずコンプレックスを抱いている人は、男性から否定的な意見を持たれているのではないかと恐怖がはたらき、男性に近づかれることを気持ち悪いと感じてしまいます。コンプレックスは一種の病気ともとれますが、ただこじらせているだけの場合もあります。

また、自身によるコンプレックスに加えて、これまで男性から否定された過去があり、コンプレックスがより強くなってしまった場合や、人から評価されることが少なかった場合には、相手の感情を悪いほうに想像してしまうのです。コンプレックスをこじらせるあまり、恋愛観もこじらせてしまうのです。

これまで男性に対してトラウマがある女性は、そのトラウマが理由で男性に恐怖を感じ、気持ち悪いと感じてしまっているのかもしれません。強いトラウマは一種の病気と診断されることもあるでしょう。

過去に男性から暴言や暴行を受けていたり、性的な意味でからかわれた経験のある女性は、強いトラウマから、男性に対して恐怖や気持ち悪いという思いを感じるでしょう。トラウマが理由となっている女性の特徴としては、本人に自覚があり、気持ち悪いと思う男性の特徴を把握している場合が多いです。

これまで男性に免疫があまりなく、漫画やドラマなど、架空の理想の男性像を追いかけていた人にとっては、現実とのギャップがあります。そういったギャップを気持ち悪いと感じてしまうのかもしれません。

漫画の登場人物に憧れを抱いている女性の一部は、男性の匂いや毛穴など、人間的な部分をみて気持ち悪いと感じる人もいます。これは、現実と理想のギャップが理由です。夢や理想に捉われてこじらせてしまうあまりに、男性への理想像もこじらせてしまっているのです。