帝王切開後の痛みはいつまで続く?回復までの期間は?術後の過ごし方の注意点も!

【医師監修】出産には普通分娩のほかに帝王切開があります。何らかの理由でお腹の赤ちゃんを手術で取り出す手術のことです。手術後の痛みはいつまで続く?回復までの期間は?術後の過ごし方の注意点など、帝王切開について先輩ママの体験談やドクター指摘を交えて説明します。

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Contents
目次
  1. 帝王切開とは?
  2. 帝王切開後の痛みのピークは?いつまで続く?
  3. 帝王切開の術後はどんな痛み?〜みんなの体験談!
  4. 帝王切開後の回復までの期間は?
  5. 帝王切開後の過ごし方の注意点!
  6. 帝王切開後の痛みの感じ方は人それぞれ!

帝王切開後の過ごし方の注意点!

帝王切開後の過ごし方について、注意点をみてみましょう。入院中と退院後の過ごし方にについて説明します。

帝王切開後の過ごし方【入院中】

帝王切開後、入院中は少しずつで動ける範囲で体を動かしましょう。傷口の癒着防止や血栓症予防のために体を動かすことが必要なのです。手術後翌日から歩行訓練を始める病院もあるでしょう。

痛みが強き思うように体を動かすことができない人は、看護師や家族のサポートを受けながら少しずつ体を動かすようにします。それ以外は安静にして体と体力を回復する過ごし方が良いでしょう。

帝王切開後の過ごし方【退院後】

退院後の過ごし方の注意点は、最初から無理をして家事や育児を一人でがんばろうとせず、安静を心がけることです。人によっては痛み止めも効果もあって、体を動かしやすくなっている人もいるでしょう。しかし、傷口や子宮が完全に回復したわけではありません。

産後は子宮や骨盤が妊娠前の状態に戻っていく大切な期間です。産褥期と言われるこの時期は、できるだけ安静にして体に負担をかけない過ごし方の方が、体の回復が早いと言われています。産後の家事は無理をせず周囲のサポートに頼り、まずは体の回復を第一に考えましょう。

リエ先生

産婦人科医

帝王切開でもとくに問題がなければ、最近は1週間前後で退院する病院が多くなっています。退院の頃には赤ちゃんを抱いて歩いていますし、表面の傷は引っ付いています。しかし、手術の傷口は弱くなっているので、1カ月程度は腹圧をかけるような行動は避けましょう。

(産後の家事については以下の記事も参考にしてください)

産後の家事はいつからできる?安静期でできない期間の注意点・対策法も紹介!

帝王切開後の痛みの感じ方は人それぞれ!

帝王切開後の痛みの感じ方は人それぞれです。様々な人の体験談を見て、不安に感じる人もいるでしょう。ただ、痛みの持続や体の回復までの期間には個人差があります。産後、家族や周囲からサポートを受けられる人はできるだけ助けてもらいながら、自分のペースで徐々に家事、育児を再開させていきましょう。

安静第一に考えた過ごし方が体の負担にならず回復を早めます。つらい時は痛み止めも使いながらマッサージなども取り入れて、リラックスした過ごし方を心がけましょう。