トリートメントの使い方!髪質・頭皮環境が悪化も?正しい効果的なヘアケア方法を解説!
【美容師監修】ヘアケアの基本となるトリートメントの効果的な使い方を《洗い流す・インバス》《洗い流さない・アウトバス》《ミルク》《オイル》などの種類別に解説します。一方で、髪質・頭皮環境が悪化するトリートメントの使い方のNG例も合わせて紹介します。
以下の使用例は頭皮に悪影響を与えたり、効果が半減したりする恐れがあるので要注意です。
・しっかりダメージ補修したいからトリートメントをたっぷりつける
・ダメージが強いから髪の毛全体にべったりつける
・どのトリートメントを使って良いかわからないのでなんとなく選んでいる
トリートメントは、つける量が多ければ効果があるというわけではありません。特に洗い流さないトリートメントは適切な量を使わないと、頭皮に残ってしまい、毛穴のつまりや汚れの原因となります。以下に髪の長さに合った目安量を紹介するので参考にしてみてくださいね。
・ショート:1~2プッシュ
・ボブ:2~2.5プッシュ
・ミディアム:2.5~3プッシュ
・ロング:3~4プッシュ
また、毛全体にべったりつけてしまうことも、頭皮に悪影響なのです。フケやかゆみの原因になったり、髪の健康が削がれてしまうでしょう。毛先から中間部分に揉み込むようにしてつけ、根元にはあまりつかないように気を付けて使いましょう。
洗い流さないトリートメントは、髪質に合わせて使うとより効果的に使うことができます。しかし、トリートメントのタイプによっては髪質に合わずに効果が得られなかったり、スタイリングが決まらなかったりすることもあるのです。髪質とトリートメントのタイプは以下の組み合わせがオススメです。
・ダメージが強い髪の毛:ミルクタイプ+オイルタイプ
・乾燥した髪の毛:ミルクタイプ・オイルタイプ
・柔らかく細い髪の毛:ミストタイプ
・膨張しやすい髪の毛:ミストタイプ+オイルタイプ
そのほか共通の使い方のNG例
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメント共通のNG使用例はトリートメント使用後、濡れた髪の毛を乾かすのが面倒でそのまま放置しておくことです。
洗い流さないトリートメントも、濡れた髪の毛につけて揉み込むとより効果的です。しかし、つけた後の髪の毛を濡れたままにすると効果が薄れるばかりか、ダメージの原因になります。濡れた髪の毛はキューティクルが開いていて乾燥しやすいうえ、頭皮も濡れていると湿気で匂いや雑菌繁殖の素になるのです。トリートメントの後は、十分に髪の毛を乾かしましょう。
(髪の毛の乾かし方については以下の記事も参考にしてみてください)
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トリートメントは正しい使い方で効果的なヘアケアをしよう!
髪質や目的に合わせてさまざまな種類があるトリートメントは、正しい使い方をすればダメージを補修してくれる効果が十分に発揮されることでしょう。健康でキレイな髪を目指して、トリートメントの使い方をしっかりマスターして、毎日のヘアケアにいかしてみてくださいね。
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