トリートメントの使い方!髪質・頭皮環境が悪化も?正しい効果的なヘアケア方法を解説!

【美容師監修】ヘアケアの基本となるトリートメントの効果的な使い方を《洗い流す・インバス》《洗い流さない・アウトバス》《ミルク》《オイル》などの種類別に解説します。一方で、髪質・頭皮環境が悪化するトリートメントの使い方のNG例も合わせて紹介します。

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Contents
目次
  1. トリートメントの種類で使い方が全く違う?
  2. 《洗い流すトリートメント》の使い方!
  3. 《洗い流さないトリートメント》の使い方!
  4. 《トリートメントウォーター》の使い方!
  5. 《ミルクトリートメント》の使い方!
  6. 《オイルトリートメント》の使い方!
  7. トリートメントの使い方のNG例!髪質・頭皮環境が悪化する?
  8. トリートメントの他の商品も見てみよう!
  9. トリートメントは正しい使い方で効果的なヘアケアをしよう!

《洗い流さないトリートメント》の使い方!

洗い流さないトリートメントは、オイルタイプ、ミルクタイプ、ミストタイプなど、さまざまなテクスチャーのものがあります。ダメージを補修するだけでなく、スタイリングの際のドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果もあるのです。

それぞれのタイプは髪質によって効果的なものがあったり、使い方も多少違いがありますが、基本の使い方を紹介します。

千葉健太郎

美容師

洗い流さないタイプはオーガニック系が人気があります。 普段スタイリング剤がお好きじゃない方もオーガニックの物なら使ってもらえたらします。 ベタつかない点と肌に触れても安心なのがポイントです。

洗い流さないトリートメントの基本の使用手順

洗い流さないトリートメントは、基本的に洗髪をしてタオルドライし、ドライヤーで乾かす前に使います。以下に手順を載せますのでぜひ手順を覚えて使ってみてください。

①トリートメントをつける前に、ブラシで丁寧にとかす。引っ張らず、優しくがポイント
②手の平にトリートメントを適量広げて、毛先から順番にのばしていく
③ブラシで再度とかして髪の毛全体にトリートメントをなじませる
④根元からしっかりドライヤーをかけて乾かす

千葉健太郎

美容師

特にもみ込む時のポイントをお客様にはお伝えしております。 スポンジの様に握った時には成分が外に出されます。 力を抜いた時に中に浸透しますので、ギュともみ込み過ぎるとせっかくの成分が中に入らないので注意が必要です。

(傷んだ髪に特化したケアについては以下の記事も参考にしてみてください)

傷んだ髪の修復テク!トリートメント・シャンプーなど効果的な自宅ケア用品も!

《トリートメントウォーター》の使い方!

トリートメントウォーターはミストタイプで髪に吹きかけて洗い流さず使用するものです。ダメージを補修する効果だけでなく、スタイリング剤としても手軽に使えるので朝のヘアセットにもオススメですよ。ボリュームが出にくい柔らかく細い髪質の方に良い、軽い付け心地です。使い方は以下で紹介します。とても簡単なので、試してみてはいかがでしょうか。

千葉健太郎

美容師

トリートメントウォーターは軟毛の方で少し癖毛の方に人気があります。 湿度の高い時にパサつきが出てしまう方はオイルなどより、ミストタイプで「γドコサラクトン」や「メドウフォーム」が入ったものがオススメです。

トリートメントウォーターの使用手順

トリートメントウォーターは濡れた髪に吹きかけて使用するとより効果的ですが、乾いた髪にも使えます。商品例としてパンテーントリートメントウォーターの使用動画を載せましたので、参考にしてみてください。

①髪の毛に直接トリートメントウォーターを適量吹きかける
②手ぐしまたはブラシでとかし、髪の毛になじませる
③ドライヤーで根元からしっかり乾かす。アイロンなどでスライリングをしても良いでしょう

《ミルクトリートメント》の使い方!

ダメージが強かったり乾燥しやすかったりする髪質の方にはミルクタイプのトリートメントがオススメです。広がりを抑え、しっとり滑らかに仕上げてくれますよ。使う手順は基本通りですが、他のタイプのトリートメントと組み合わせるとよりダメージに強い髪になるので、使い方を以下で紹介します。