100均のUVライトが便利！UVレジンの硬化方法を解説！本当に使えるか口コミで検証

ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均ショップで販売されているUVライトが、コスパがよく使い道も豊富にあって便利と話題です。今回は、100均でも購入できるようになったUVライト（紫外線ライト）について、使い方やおすすめ製品、実際に使っている人の口コミと代用方法を紹介します。

「UV」はUltra-Violetの略で、紫外線を指します。UVライトは紫外線を発光するライトで「ブラックライト」とも呼ばれます。

販売されているUVライトには紫色の光を放つ製品が多いです。しかし、本来、紫外線は人間の目に見えない波長であるため色はついていません。ブラックライトとして販売されていても、紫外線が含まれていない紫色の光だけを出す製品もあります。購入時には注意しましょう。

UVライトは家電量販店やホームセンター以外に、Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できます。近頃はセリア、キャンドゥ、ダイソーといった100均でも、代用可能なUVライトが販売されるようになりました。

シークレットペンのように、紫外線の性質を利用して書いた文字や絵を浮かび上がらせるUVライトは、100均の文具売り場で扱っている場合もあります。試しにUVライトを使用したみたい人は、100均のセリア、キャンドゥ、ダイソーで探してみましょう。

一般的なUVライトの使い方として挙げられるのは、美術品の真贋（しんがん）鑑定、殺菌、ジェルネイルの硬化などです。ペンタイプのUVライトは、友人同士でシークレットレターを書くといった使い方もできます。

ダイソー、セリア、キャンドゥで購入できる100均のUVライトはどんな使い方がおすすめなのか、逆にどんな使い方に適していないのかについて解説します。

100均のダイソーやセリアで購入できるUVライトのおすすめ使用法は、レジン作品硬化ライトの代用です。レジンは「樹脂」を意味し、英語でresinと書きます。硬化後に着色するフィギュア作品の場合はポリウレタンレジン、作品に透明感が欲しいのであればエボキシレジンやUVレジンというように使い分けます。

UVレジンは紫外線で硬化するため、太陽光線で固めることも可能です。しかし、太陽光線には数種類の光線が混ざっていて、レジンの硬化に時間がかかります。100均のダイソーのやセリアのUVライトを使えば紫外線だけを照射できるため、レジン作品の硬化時間も短くなります。

（UVレジンについては以下の記事も参考にしてみてください）

有機溶剤に着色しているマニキュアと違い、ジェルネイルは樹脂でできているため臭いが少なく、長持ちするのがメリットです。ただし、ジェルネイルは塗ったあとにUVライトかLEDライトを当てて硬化させる必要があります。

ジェルネイルを硬化させるのは、キャンドゥなどの100均で購入できるUVライトでの代用は可能です。しかし、100均のUVライトやシークレットペンは紫外線の出力が弱いです。両手指のジェルネイルの硬化というよりも、どちらかといえば部分的な手直しに適しているでしょう。

（セリアのジェルネイルについては以下の記事も参考にしてみてください）

セリアやダイソーなどの100均で買えるUVライト（ブラックライト）は、夜釣りや水深のある場所、岩陰で蓄光ルアーを使うときの代用ライトとしておすすめです。ルアーの蓄光はヘッドライト、携帯ライト、懐中電灯でも可能ですが、時間がかかります。しかし、紫外線を放つ100均のUVライトを使うと、短時間の照射で蓄光完了です。

また、ハリスの結び目を固めたいときに使える、ライト付きのリペアキットが販売されています。リペアキットはプラスチック（UVレジン）をUV-LEDライトで硬化させるものです。100均のUVライトとUVレジンがあればリペアキットの代用ができておすすめです。