精霊が宿る『バオバブ』の木＊家での育て方！土や置く場所は？害虫撃退法も！

バオバブにはアブラムシ、カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ、バッタ、コナジラミなどの害虫がつきやすいです。特にカイガラムシがつきやすいので見つけ次第取り除くようにします。直接取り除くのが難しい場合は市販の殺虫剤（オルトランなど）を使用するのも良いでしょう。

バオバブは室内インテリアとして人気ではありますが、元々大きな木であるためそのまま育てるとどんどん大きく長く伸びてしまい、室内インテリアには不向きになってしまいます。バオバブをある程度の大きさに保つ場合は成長期である春から秋に剪定する必要がありますので、その簡単なやり方を紹介します。

バオバブは元々20メートルにもなる大きな木です。日本で育てる場合そこまで大きくはなりませんが、まずはバオバブを置きたいスペースを元にどのくらいの大きさに納めたいか考えます。

どのくらいの大きさにするかイメージが固まったらなるべく葉っぱを残して、かつ思いっきり幹をカットしてしまいましょう。最終的に完成させたい大きさの1/2～2/3程度までカットします。（30センチにしたいなら15センチから20センチ程度）成長期である春から夏であれば思いっきり切ってしまっても大丈夫です。

幹に残っている葉をすべて取ることを「葉刈り」といいます。葉刈りを行うと元々葉が出ていた部分以外の部位からも葉が生えてきます。バオバブ全体に葉が出てより美しくなりますが、植物に大きな負担がかかるため自信がない方やそこまでこだわらない方は特に行わなくても良いでしょう。

青々とした葉や力強い枝など盆栽やインテリアとして私たちの目を楽しませてくれると人気のバオバブですが、実はその実や種からとれるオイルが美容や健康に役立つ万能な植物です。バオバブから取れるものについて学んでみましょう。

バオバブの実（バオバブフルーツ）はビタミンやミネラルなどの栄養が豊富に含まれている「スーパーフルーツ」として主に女性に人気です。抗酸化物質であるポリフェノールやビタミンCが特に多く、美容に良いと注目を浴びています。スムージーやサプリメントの原料としても使われています。