話題の【クリープパーマ】を美容師が解説！髪に優しい？デジパと違い＆失敗時の対処法も！

クリープパーマの特徴は、強いパーマ液を使わずにパーマの長持ちをさせ、かつ、髪へのダメージが少ないという事です。1剤を塗って、次の2剤を塗る前に時間を置くことでより髪の深い部分まで薬剤が浸透するので持ちがよくなるといわれています。髪が傷みやすい方や、パーマの持ちが悪い方におすすめしたいパーマの技法です。メンズももちろん可能ですよ。

（パーマのヘアスタイルについては以下の記事も参考にしてみてください）

デジタルパーマが薬剤+熱で効果を高めているのに対して、クリープパーマの材料は通常のパーマと同じです。1剤と2剤との時間を空け、その間に熱を当てるなどして効果を高めるだけなので、耐久性は形状記憶パーマといわれるほどのデジタルパーマには劣ります。しかし、ダメージを考えるならクリープパーマが向いているといっていいでしょう。

（デジタルパーマについては以下の記事も参考にしてみてください）

クリープパーマは時間をかけている間に髪の奥まで薬剤が浸透するので普通のパーマよりは長持ちします。しかし、極端に持ちがよくなるという事はありません。あくまで普通のパーマと材料が変わらないので、どのくらい長持ちするかは美容師さんの腕と日々の手入れによって変わります。

クリープパーマが失敗したら、どうすればいいでしょうか。クリープパーマをかけて髪がチリチリになってしまった、傷んだ、という場合は髪に優しいパーマでも傷みが出るほど髪が傷んでいたという事です。そういった場合はもう一度パーマをかけたりデジタルパーマをしても意味がないのでストレートパーマをしてパーマを落とすというのが賢明です。

髪の状態がいいのにオーダーしたパーマとイメージが違うという失敗には、やり直しもできるので美容師さんに相談しましょう。家に帰ってから「やっぱり納得できない」となった時は、大体1週間以内なら失敗のカバーをしてくれるところが多いです。