男子校あるある35選！中高一貫しか分からないハイレベルあるあるも！

世間的にも高校生になると多少は授業中の居眠りが増えるようですが、男子校ではクラスのほぼ全員が寝るような授業があることも珍しくありません。私は仏教系の男子校に通っていたので、授業に宗教という科目がありましたが、起きて真面目に授業を受けている生徒はほぼゼロでした。

本来であれば、女子などが「ちゃんとやろうよ」とクラスに啓蒙していたかもしれませんが、残念ながら男子校にそんな高尚なことをしてくれる女子はいません。全てを諦めた宗教の先生が悲しそうにブツブツと呟くだけの授業に救いはありませんでした。

体育の授業に対する姿勢がガチすぎるのも男子校あるあるの一つと言えるでしょう。様々な部活の猛者が集まったクラスでは互いにその体力を確かめ合うようにハイレベルな競争が繰り広げられます。こういった相手に遠慮せず、全力で競い合えるような環境も男子校ならではと言えるのではないでしょうか。

ちなみに筆者の学校では、ラグビーの授業で鎖骨を複雑骨折、柔道で記憶を飛ばす、などの事故が発生していましたが、特に授業は止まらず、体育の先生が悲しそうな顔をするだけで、特に授業が止まるようなこともありませんでした。

授業を受ける態度が悪すぎるのも、男子校あるあるの一つと言えるでしょう。上記の宗教の時間など、居眠りしていない生徒のほとんどは机の下でモ○ハンをやっている人ばかりでした。こういった女子による自浄作用がない集団は態度が改善されることもありません。

完全に心の折れた先生が授業を進めるのを傍目に、モンスターを狩る生徒がたくさんいるのは男子校あるあるな光景の一つと言えるでしょう。もし授業風景がYouTubeなどにアップされたら学校の偏差値が20は下がることが請け合いです。

上でも記載しましたが、自習時間にまともに自習をする生徒は残念ながらいません。ほとんどの生徒が「寝る」「モ○ハン」「漫画」「駄弁る」「食事」の5パターンに大別されます。ただし、たまにちゃんと勉強をしている生徒もいますが、そういった生徒を邪魔するような生徒はいません。

こういった相手を尊重する、人権意識のようなものがなぜか男子校には微かに漂っており、学校に少なからず秩序をもたらしています。こういった乱暴な中に見える人間らしさが、男子校のいいところとも言えますね。

授業をまともに聞かない生徒に授業を聞かせるため、授業スキルを異常発達させた面白い先生が1教科に1人ずついるのも男子校あるあると言えるでしょう。

ちなみに私の学校ではパフォーマンスとして塩酸で手を洗う化学の先生がいたり、少しエッチなお題の小説しか授業で扱わない国語の先生などがいました。得てして、そういった先生の授業は人気があり、生徒の成績も良かったようです。

先生、更にいうと体育教師に体罰という概念はなく、全ては熱血的指導として扱われるのも男子校あるあると言えるでしょう。常に竹刀を持ち歩く剣道部の顧問や、授業中に騒ぎすぎると合気道8段の実力で投げ飛ばす理科の先生など、昭和さながらな熱血的指導が至る所で見ることができるのも、男子校ならではですね。

男子校はある意味、弱肉強食な一面があり、力が強い人や体の大きな人、運動ができる人は学校内でも一目置かれる、というあるあるがあります。同じように強い部活に所属する人は学校内でのヒエラルキーが高い傾向にあり、クラス内での発言権が強かったりします。だからといって、そういった人がいじめをするわけではないのが、男子校のいいところと言えますね。

部室が臭すぎる、というのは男子校全員が頷けるあるあるではないでしょうか。筆者は男子校時代はラグビー部に所属していましたが、部室に置いた消臭剤が茶色くなる、という体験をしたことがあります。

また、そんな臭いをなんとかしようとファブリーズや制汗スプレーを使用し、室内がなんとも言えない不快極まる臭いでいっぱいになるのもと、男子校あるあるだと言えますね。

部活が終わった後にファミレスやマックで本当に取り留めのない会話を繰り広げるのも、男子あるあると言えるでしょう。共学であれば女子もいるかもしれませんが、男子校にはそんな都合のいいことはありません。女子がいないので、周囲に構うことなく下ネタやモテたいトークと妄想を大きな声でしゃべり続けます。

周りからすればはた迷惑な存在かもしれませんが、彼らは周りに女子がいない状況でいかにしてモテるか、を必死で考えています。なるべく優しい目で見守ってあげましょう。