男子校あるある35選！中高一貫しか分からないハイレベルあるあるも！

男子校という単語を聞いた時、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか。臭い、汚い、男臭いなど思い浮かべる方が多いでしょう。そして、その認識は大体間違っていません。そんな男子校の中身がよくわかる男子校あるあるを中高一貫の男子校に6年在籍した私が語り尽くします。ぜひ最後まで楽しんで下さいね。

月曜日はだれかが持ち込んだ少年ジャンプを回し読みする、という文化がほとんどの男子校には根付いています。そしてどんなに優秀な真面目くんもジャンプを読みます。私の高校時代に、ジャンプにて連載されているワンピースという漫画内で主人公の兄貴分が死ぬ展開がありましたが、その日は学校中が暗い雰囲気に包まれたのが忘れられません。

特に部活をしているメンバーに顕著ですが、食事をする回数が異常な人間が多くいます。成長期なのでしょうがないとも言えますが、休み時間は必ず何かを口に詰め込んでいます。この話を共学出身の方に話すと「共学にそんな奴はいない、明らかに異常行動」と言われました。やはり女子がいないことで、人としての箍が外れるような人が増えるようです。

男子校のいいところあるあるですが、実はいじめや暴力がほとんどありません。なぜならヤンキーも体育会もオタクも同じ漫画やゲームをやっているので、ハブる、という概念がありません。共学であれば、女子の目やヒエラルキーといった考え方が出てくるかもしれませんが、生憎なことに男子校にそういったものは存在しません。

ですので、教室の至る所ではヤンキーとゲームに興じるオタクやガリ勉に勉強を教えてもらう体育会男子、といった組み合わせが多く見られます。こういった様々なヒエラルキーを持った人たちが偏見なく混ざり合うのが、男子校として素晴らしい点なのは間違い無いでしょう。

大体はクラスで欠席がちな人のロッカーが標的になりますが、みんなが持ち寄った漫画が大量に詰め込まれた「書庫」状態になっているロッカーがどこかにあるのは、男子校あるあると言えるでしょう。皆が皆、自分の好きな漫画を布教するように詰め込むため、普通であれば自分が手に取ることがないような漫画に出会うことができます。

また、漫画ロッカーで共通の話題が作られることも少なくありません。こういった「漫画の輪」が上でも記載したヒエラルキーの薄さにも繋がっていると考えられます。

どこの世界でも笑いに命をかける人がいることは間違いありませんが、男子校の過激さは共学とは一線を画している（筆者の主観）、言えるでしょう。なぜなら共学は女子ウケも狙わなければなりませんが、男子校には倫理観の崩壊した獣ウケしか求められていません。また、学年が上がるごとに、その過激さは増す傾向にあるようです。

私の通っていた学校では、「授業中に先生のカツラを取る」「黙祷中の先生の額にレーザーポインターを当てる」「ガスボンベを火に焚べる」「廊下を歩いている先生をいきなり胴上げする」などが流行していました。もちろんここでは書けないような下ネタも多くあります。こういった貪欲に笑いを取りに行く姿勢は男子校あるあると言えるでしょう。

女性の先生のほとんどが普通ではない肝の座り方をしている、というのは男子校あるあると言えるでしょう。男子生徒に脅されても更に大きな声で圧倒してくる、授業中に寝ている生徒の机を蹴る、など並みの女性の胆力では考えられない行動の数々を見せてくれます。

また、部活の顧問をしているような女性の先生だと、当たり前のように生徒の練習についてくる方がいたりします。こういった先生のおかげで「女性=強い人」という等式が、男子校を卒業するまで成り立っているような人も少なくありません。