色気の意味・その正体とは？色気のある人の特徴を〈男女別〉に解説！

色気あるといわれる女性は、ほとんどの場合美しい黒髪です。金髪なども綺麗ではありますが、色気とはまた別物。ヘアカラーのせいで髪がパサパサになっていたり、色ムラが出てプリンのような頭になってしまったりしていては、とても色気があるとは言い難いのです。そもそも色気ある女性を思い浮かべれば、ほとんどの方は黒髪の印象なのではないでしょうか。

髪は女性の印象的な象徴であり、黒髪は日本女性の象徴です。「大和なでしこ」のイメージから、一般的な印象は上品ですし、黒髪は女性の肌の白さを引き立たせてくれます。なにより最も顔に近いパーツですので、気をつけないとその人の印象を大きく左右してしまう結果となってしまいます。やはりサラッとした黒髪には女性の色気が宿るのです。

色気は実をいうと正面からより、後ろ姿や横から見た姿に感じるケースが多いです。色気がある女性は正面だけでなく、後ろ姿や横顔のスタイリングも抜けなく完璧にこなします。さらに、そうして見えないところにもこだわることによって「私は女なんだ」という印象を自分にあらためて植え付けています。

背中、二の腕のシェイプ、はたまた下着にも毎日こだわる女性もいます。そういった女性は常に自分のことが女性であることを楽しみ、綺麗になることへのモチベーションを高く保てるのですね。また、スキンケア、頭皮のケア、スクワットなどの地味な土台作りもこなしていけば、さらに女を上げることに繋がっていくでしょう。

色気とはエロいわけではないと説明しましたが、色っぽい女性はただ健全さをアピールしているわけではありません。胸元や太ももなど直接的なエロさを感じさせる部分ではなく、上品な女性のエロさを感じられる部分、たとえばうなじ、細い手や足首、鎖骨などを上手く見せるようにします。

「チラリズム」という言葉もあるように、男性は普通は隠されているパーツに色っぽさ、魅力を感じます。足を組んだ時見える足首、髪をかき上げた時の首筋や耳元、少しかがんだ時の鎖骨など、日常の動作の中でたまに見られる女性らしさに惹かれてしまうのです。

直接的に見せつけるのでなければ、女性らしさの象徴の一つであるボディラインを上手く魅せるファッションは、色っぽさを演出するのに有効的です。キュッとしたウエストのくびれ、女を意識させる丸みを帯びたラインなどを色気ある女性は使いこなしているのです。

色っぽいと言われる女性は髪型やファッションと同じく、その所作や性格にも女性らしさを感じさせるもの。やはり男性のような雑な振る舞い、こどものようなワガママ、主体性の無い態度には女性の色気は宿りません。色気ある女性は外見以外にも大きな特徴を持っています。

色気のある女性は、たとえばお酒を飲む動作、物を扱う時の指使い、立つ、歩くなどの姿勢がよどみなく美しいものです。猫背な姿勢、がに股歩き、一気飲み、変な箸やペンの持ち方など、品格を問われるような立ち振る舞いは行いません。言葉だけでなくその動作にも品格や知性が宿っている、それが色気ある人の基本となります。

たとえば「色っぽい女性」を想像したとして「あいつマジありえねぇー」などの若者言葉を使ったり、最近話題の芸人に対し「ギャハハ」など下品な笑いをする人間を想像するでしょうか。しませんよね。色気のある女性は流行に流されず、自分の好き嫌いなどの価値観はあくまで自分の感性でのみ判断しています。

そのときの流行り言葉やファッションをしているということは、流されやすいどこにでもいる人ということ。人間はそのような自分を持たない人より、自分の判断基準や信念を持っている心の強い人に憧れ、好意を持つものです。また若者言葉や流行語は、どうしても使う人自体を安く見せてしまいます。逆に美しい言葉使いは、その人の知性と品性を際立たせるのです。