色気の意味・その正体とは？色気のある人の特徴を〈男女別〉に解説！

「あの人色気あるよなぁ」「色気に惑わされそう」など、色気という単語自体は会話、小説などの中でよく登場しますよね。しかし、その正確な意味や正体をきちんと理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。自分だけの色気を身につけるためにも、まずは「色気」自体にフォーカスし、その正体を探っていきましょう。

色気の正体について知るために、まずは辞書を引いて調べてみましょう。辞書に記された色気の意味は次の通りになります。

色気と一言で言っても、このようにいろいろな意味があるのがわかりますね。しかしよく読んでみると、普段からなんとなくであっても意味通りに使えているということが分かるはずです。特に上記の「色気のない」や「色気たっぷりの目つき」などは使ったことのある人も多いのではないでしょうか。

「じゃあ、結局色気の正確な正体はなんなの」と疑問に思う人も多いでしょう。そこで、もう一度上記の意味を一通り確認してみてください。1は色という漢字そのものの意味合いですが、2～5は異性への関心や異性に対する性的な「欲」、6は地位や名誉に対する「欲」を表していることがわかりますよね。

つまり、この「色気」の意味には人間の欲望が深く関わっているということです。特に異性への性的な欲としての意味合いが多く、会話でもよくそういった意味で使いますよね。ではなぜ「色」という漢字を使用しているのでしょう。それは「色」という漢字の成り立ち自体にその正体が隠されていました。

実は「色」という漢字は人間が性交している様子、つまりセックスの最中である男女がモチーフです。「エロい」ということを匂わすのではなく、その正体は本当にストレートに「エロい」のです。

このような起こりであることから、古来より「色」という漢字は「色彩」としてだけでなく、異性の性的魅力や性的意味合いをもつ言葉に使われるになったのですね。「色仕掛け」「好色」「英雄色を好む」などがそれにあたります。

今、私たちが使っている範囲での「色気」は、なにも漢字の起こりのような直接的にエロい意味合いばかりではありませんよね。容姿、ファッション、仕草などに対してにも「色気がある」と表現しているはずです。その言葉をタイミングを思い返してみると「男性的、女性的魅力が感じられたとき」使っているのではないでしょうか。

つまり今の時代で一番よく使われている意味としては「性を感じさせる魅力」ということになります。エロい意味だけでなく、たとえば男性のたくましい筋肉、女性のらしさを感じられる笑顔など、性別ごとの魅力が感じられた時に「色っぽい」と口にしてしまうはず。それが現代社会で使われている「色気」の正確な意味合いということになるのです。

上記の「色気の意味とは？辞書的な意味も！」の項で、色気の正体は「性を感じさせる魅力」だということがわかりました。では多くの場合、具体的にどのような人間や仕草に対して、私たちは「色気」を感じるのでしょうか。